制度改善がされても、その案内は行き届いているか? 「郵便等による不在者投票」要介護5の方も使えます

18年前に、「これは制度がおかしいねぇ」と思って切り抜いていた新聞投書。

 

----------------------

「郵便の投票を在宅老人にも」20030419

北海道釧路市の両親を介護する女性からの投書でした。

障害者もしくは入院入所者は郵便投票もしくは施設内不在者投票ができる。一方で高齢で体力的に無理がある有権者は郵便投票ができない。カイゼンを求むといった内容。

----------------------

古い切り抜きを見ながら、「今はどうなった?」と検索すると

平成16年に制度が変わり、要介護5の方が、使えるようになっていた。

 

よかったね。

でも。

その、案内の総務省ホームページに問題を感じます。

下記のような表記ですが、

----------------------------------

<タイトル>郵便による不在者投票ができます。

----------------------------------

 <リード文>

対象者は、(1)、(2)に該当する方、または「・・・・・」です。

----------------------------------

の「・・・・」の中に入っているのだ。

なぜ、(3)としないのだろうか?

わかりにくく、誤解する人も出るだろう。

 

リード文には(1)、(2)と書いてある部分、該当には(ⅰ)(ⅱ)となっているのも、不思議なところ。

 

誰がみても、誤解の余地ないように、迷いの余地ないように、

表記できないものだろうか?

 

介護認定されている人々にお知らせは行き届いているだろうか?

認定を希望しなかったが、選挙のために認定申請したい、と思うような人々にもお知らせは行き届いているだろうか?

 

気になってきました・・・。

 

郵便等による不在者投票ができます

1.郵便等による不在者投票
(1)対象者

郵便等による不在者投票は、身体障害者手帳か戦傷病者手帳をお持ちの選挙人で、次の(1)又は(2)に該当する方又は介護保険の被保険者証の要介護状態区分が「要介護5」の方に認められています(平成16年3月より対象者が拡大されました)。

(i)身体障害者手帳に両下肢、体幹、移動機能の障害の程度が1級又は2級である者として記載されている者。身体障害者手帳に心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう、直腸、小腸の障害の程度が1級又は3級である者として記載されている者。身体障害者手帳に免疫、肝臓の障害の程度が1級から3級である者として記載されている者。手帳の記載では該当するかどうかわからないときは、市区町村の選挙管理委員会にお問い合わせください。

(ii)戦傷病者手帳に両下肢、体幹の障害の程度が特別項症から第2項症である者として記載されている者。戦傷病者手帳に心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう、直腸、小腸、肝臓の障害の程度が特別項症から第3項症である者として記載されている者。手帳の記載では該当するかどうかわからないときは、市区町村の選挙管理委員会にお問い合わせください。

 

上記は、一部

全体は下記でご確認ください。

 

総務省|郵便等による不在者投票ができます

社会福祉協議会 貸付とともに「エリア・フリマ」の展開を

ニュースを見ていたら、地域のボランティアセンター/社会福祉協議会の方が、

コロナ禍の収入減に対応するのにコロナ禍の「緊急小口資金」を借りる方の切実な声を紹介し、長期対応は難しいと話していた。(202107113 ニュースウォッチ9)NHK

 

お金を注入する「入り」の対策だけではなく、支出を削減できる「出」の対策も考えてみてはどうか。

 

住居、衣食などなどできることはありそうだ。

 

●空き家の提供

●衣類、学用品のフリマというか不用品提供会→ エリア フリマ

●フードドライブ、は一般的だが

●規格外食品の共同購入

●共同調理

 

生きるに必要なものは、町に満ちている。

うまく循環させるしくみが開発されていないだけだ。

 

「エリア・フリマ」

困窮者にとって必要なもの。

でもそれを手に入れるのにお金を介さなくてもいい、もしくは介しても小額。

な場を、地域は作ることができると思う。

だって、モノはあるのだもの。しかも多くの場合、処分しにくい不用品として。

あとは、その場を誰が作るか、作れるか。

 

もちろん、今いそがしい社会福祉協議会ができるとは思えない。

NPOや地域のキーマンなどの力を借りて、もしくはそちらが主導でプラン、運営すればよい。

 

お金、新品以外の「お古」の寄付が一般的になれば・・ 子供の貧困問題

 
おはよう日本(NHK20210706)で無料低額診療を行っている埼玉県川口市医療機関を紹介していた。

医療機関が費用負担する形で、無料、低額で診療し、国・自治体から税の一部免除が受けられる。

 

生活を優先し医療を後回しにする人が多く、重篤化したり手遅れになる。

 

川口市医療機関では、昨年6月から食料無料配布をして、それをきっかけに生活、健康相談、必要があれば治療につなげている。

映像では「サンダルが欲しいです」「子供の?」「はい」といったやりとりが。

 

サンダル?

あるよ。小さくなったのが。

何センチが必要なの?

 

「子供の貧困」がさけばれているが、「お古」の寄付を回せば、だいぶ生活は楽にならないだろうか?

文具、学校用品、制服、ランドセル。

そして、お古在庫は、あらゆる子供のいる家々に眠っている。

 

寄付やボランティアは、お金や新品を求めるが、

「お古」の寄付を求めれば、もっと気軽に普通の家庭が参加できるのではないだろうか?

 

 

*医療を受けるのをためらうことを防ぐための「無料低額診療」制度のはずだが、知られていないのがまずは問題。

 

*医療費をためらわねばならぬほど、生活にお金がかかる、もしくは生活費が稼げない世の中も問題。

 

 

 

 

 

言葉が自分に届く、ということ/きれいでも自分とつながらない言葉 ~選挙の言葉、政治家の言葉

飲食店の皆さんは、今回の都議選、どんな選択をしたのだろう。

医療関係者の皆さんは、今回の都議選、どんな選択をしたのだろう。

 ・・・言葉が自分に届いたと思う候補者がいたらよいのですが。

 

きれいな言葉だけれども、自分とつながらないと感じること。

選挙のための演説、政治家の言葉なんてそんなもんだろう、とこれまで思っていた。

 

でも。

自分にとって「違和感があること」「問題と思っていること」「変えてもらわねばと思うこと」などなどを取り上げるとき、具体的に、共感をもって言葉を発されるとき、

その言葉は自分とつながってくる。

一方で、同じことを問題にしていても、そのとらえ方が違うとき、概念的過ぎて本当に私のリアルがすくいあげられていないと思う時、逆に失望と変わる。

 

言葉が自分に届くということ。自分のための言葉だ、と感じられること。

リアルを共有すること、具体的であること。

 

飲食店の皆さんは、今回の都議選、どんな選択をしたのだろう。

医療関係者の皆さんは、今回の都議選、どんな選択をしたのだろう。

選ぶ候補者がいたなら、幸いだと思う。

 

産業がジリ貧なエリアで、トランプが言った。

「あなたの産業を守る」

決して彼を支持しないが、この言葉は響くなぁと思わざるを得ない。

実態を伴うこのような言葉を、腹を据えていえる政治家はいないのか。

 

そうでもなければ、

こんな世の中になってしまう。

 

イギリスの飲食店内で与野党の政治家のテレビ討論を聞いていた客がいったという。

「お前らの国だ。あたしんじゃない」

 

 

 

 

 

 

 

電話線をLANケーブル代りに? LANケーブルを電話線に?

「既存の電話線をLANと電話を併用に出来ます」

へえ、必要あったら便利なものですね。

 

ただ、商品タイトルは、「LANを電話線に」

逆になっています。

 

要確認。

 

LANを電話線に(最長1.4km) PLANET VC-231 Ethernet over VDSL2 Convorter

 

投票所の「立会人の多さ」と「通路の狭さ」・・・世間感覚とのズレについて考えた

東京都議会議員選挙の投票に行った。

 

投票所には、立会人が4人いて、投票箱の前に。

いくつかの選挙が同時並行に行われていればわかるが、

・投票者も少ない

・投票箱は1個

だと

 

そんなに人数が必要かなぁ。と思わざるを得ない。

立会人報酬は、1人1万5000円と聞く。

丸一日の報酬として多い、とか少ないとかいう気はないが、人数とか必要性が「?」という話ですね。

選挙の不正は、投票所「以外」の場所で行われそうな気がするしね。

 

 

投票箱に一票を投じ、出口に向かう。

この通路が狭い。

1人ぴったり、という感じ。

介添えの人がいたら、通れるのか?

車いすだったらどうなのか?

 

前に、ご高齢の婦人が1人。

後続の人はみんな滞る。

 

通路を広げてはいけないのだろうか?

選挙不正とは関係ないと思うが。

足の不自由な人は、恐縮すると思うし、

急ぐ人は戸惑うし。

 

ささいなことのようだが、

「立会い人の多さ」と「通路の狭さ」

世の中の感覚とずれているように感じられた。