原爆
那須正幹さんは広島出身。3歳の時に被爆した。 「絵で読む広島の原爆」をまとめ、多角的に原爆を描いた。
東京大空襲の被災地、墨田区菊川のミニシアター「Stranger (ストレンジャー)」。 まだ新しいミニシアターで「ペーパシティー 東京大空襲の記憶」を見てきました。 数人の体験談。その人の今と大空襲の経験と。 ひとりひとりの体験が具体的に真に迫ってくる…
劇団チョコレートケーキ『生き残った子孫たちへ 戦争六篇』
拷問時に通訳した通訳者が戦争犯罪に問われたという。 言葉は別の人が発したもので、その内容を職務として置き換えた。 でもその内容が犯罪にあたるから、罪に問われ、死刑にすら処されたという。 (「通訳者と戦争犯罪」武田珂代子 みすず書房 についての書…
広島原爆の日の今日。 朝8時ころの日本テレビにて。 10才の男の子が平和公園でガイドをしていた。 外国人を見つけては、さっと近寄り、 (以下、視聴した時の記憶再現なんで、 事実と差があると思いますがおよそこんな内容。) 「時間あったらガイドしま…
広島原爆の日の今日。 朝8時ころの日本テレビにて。 10才の男の子が平和公園でガイドをしていた。 外国人を見つけては、さっと近寄り、 (以下、視聴した時の記憶再現なんで、 事実と差があると思いますがおよそこんな内容。) 「時間あったらガイドしま…
作詞家松本隆さんがプロデュースしたクミコ。 松本隆さんが日本語詞をつけたカタルーニャ民謡「鳥の歌」も歌った。 「2016年に原爆犠牲者の親族に託された曲を歌った縁でキーウのチェルノブイリ博物館を訪れ、そこでもこの曲を歌った」(2023.01.21朝…
スタジオジブリの大看板だった高畑勲氏。 「火垂るの墓」の監督であり、絵巻物など古今の絵画表現に精通されていたことを考えれば・・・つまり、戦争に対して、表現に対して、深いお考えのある方であることを考えれば、「丸木位里・俊の連作「原爆の図」」に…
2023年1月10日徹子の部屋 お母さまが78才で初めてえりさんにお願いをした。 「旅行に連れて行ってくれ」 認知症になりそうだからとこれまでなにかを要求することのなかった人のお願い。 「日光東照宮と出雲大社と伊勢神宮と広島の原爆資料館に連れて行っ…
わけわからない行政手続きに翻弄される生活者。 真面目に働き、子育てをしている人の当たり前が通じなくなっている。 福祉が必要なのに、疎外されていくその様子をくっきりと描き出していく。 2017年イギリス。ケン・ローチ監督。 いったん監督業を引退…
常盤貴子さん。 大林宜彦監督「キネマの玉手箱」で広島の原爆で犠牲となった桜隊のメンバーを演じた縁で、監督の平和のために行動する姿勢を学び、平和をテーマにした朗読活動に。 更にその事務局桜隊平和記念会が存続の危機にあると知って「朗読勉強会を開…
平和式典の実況アナウンスはいつも淡々としていて、語りかける人の存在をあまり感じたことがなかった。 こんなものだろう、とも思っていた。 ところが今日の式典は意外なことに「ナマ」に語りかけられている気がした。 記者がアナウンスしているのか?と感じ…
映画「長崎の郵便配達」を見た。 郵便配達の16才のスミテル少年のたどった道を、元英軍人のピーター・タウンゼント氏がたどり、書籍を出版する。それを娘のイザベル・タウンゼントがたどる。 一般市民が巻き込まれる戦争、そして核兵器被害。 その地獄を戦い…
戦争への態度ってのは、生活を壊される市民と、その生活とは別次元の大義名分を掲げる国と、どっちの立場に立つのか?ということで決まる。 国の立場にたてる人ってのは、偉いようでもあり、自分の生活はあまり壊れないとおもっているようでもあり。 でも、…
生活者なんて、「国」にとっては軽い存在なんだなぁ。 ウクライナ侵攻を見ていて実感する。 個々人にとってかけがえのない命であっても、国という大機構を守るためなら軽い存在に。 対抗軸として「生活者」の立場を守ってくれるものとは?その組織体は?と考…
森美術館の「Chim↑Pom」展。 2022年2月から5月に開催された、ハッピースプリング」 見逃してしまった。会期が長いから、とのびのびにしていたら、ついに行こうと思ったときには閉幕後であったという失態。 森美術館ホームページに詳しく展示案内があるので…
ウクライナに対して鶴を折るという行動に対して、いろいろな意見があるという。 なんの力にもならない、という声がある。 そうだろうか? 考える前に、やってみて、といいたい。 かつて同じように思った私は、そう思う人の気持ちはよくわかる。 そして、ほん…
言問橋のたもと。 通りかかるたびに、東京大空襲碑に手を合わせる。 すでに習慣化していたが、ふっとウクライナが頭をよぎった瞬間から、 「過去の惨事」への合掌、ではなくなってしまった。 なにかが食い違ったら、「今この世の中でも起こりうる」惨事なの…
ウクライナ情勢を見ていて、本当に恐ろしいと感じる。 普通の生活から、一転。いきなり戦争に放り込まれる。 なんでこんなことに?どこかに分岐路はあったのだろうか? 他人事ではない、と感じさせられるのは、東京のあちこちにある空襲碑。 これまでは過去…
「戦争被害者の救済は終わっていない」という。 話を聞けばもっともだ。 国内民間人の被害は、何の補償もない。 戦没者310万人のうち内地民間人は50万人。戦災孤児は3万人弱。調査もない。 戦争だったからとうにしても、雇用関係にあったとする軍人、…
『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した』日本国憲法 前文より ウクライナ情勢を見ていると、この言葉に不安を覚える。 平和を愛する諸国民がいても、その力が及ばない。 及ばず、死ぬべきではない死を迎えて…
ウクライナの一般市民が遭っている、 この被害をなんと表現したらいいのかと呆然とする。 集合住宅にミサイル。家を破壊され、死者、負傷者が出。 生活者を巻き込んで、軍事攻撃がなされている。 なんでこうなるのか。 両国、関係諸国に言い分はあるだろう。…
2015?年以降の著作には、「戦争」をなんらかの形で織り込んだらしい西村京太郎氏。
「日本がなすべきは核兵器禁止条約に参加し、特に核保有国が核を持たない国を攻撃することを禁止にするルール形成を主導することです。そういう世界を実現するためにどう行動するかが問われているのです」 20220302朝日⑬ ㈶法人日本総合研究所会長 多摩大学…
「ウクライナはソ連崩壊後、当初は世界第三位の核保有国として保有継続の意思を持っていましたが、国際社会との交渉の末、核兵器を放棄したのです。 核保有国の非核化の先行モデルとして注目しなければなりません」 20220302朝日⑬ ㈶法人日本総合研究所会長 …
真剣な姿勢に感化されること、がある。 「名も知らぬ2人、古老がつなぐ縁」 「東京大空襲 追悼碑の手紙」 (20220309朝日夕⑦) 記事は、このような話。 言問橋浅草側の橋のたもとに東京大空襲の犠牲者の追悼碑がある。 その碑を清掃する80代男性。15年…
長崎、広島の被爆にテーマをとった合唱曲の数々。 全く知らなかった歌もあり、いろいろな側面を考えさせられた。 音楽を通じて、感じたり、考えたり。そんな機会を提供してくれた。 「みんなの卒業式」というのが旧名というイベント。 なぜ、平和、被爆、原…
あの時代に、女性サラリーマン(サラリーウーマン)。しかも英語を話す。 「被爆は原点 100歳は訴える」(朝日新聞20220127 夕刊1) の内容を読んで、驚いた。 考えてみれば、「女性は内に」、とか、「英語は敵性言語」とか、一時のことなのだ。 なんの…
東日本大震災をどう子供に伝えるか。(20220126 13面) 元大槌中学校長鈴木利典さんは 「震災を経験していない子どもたちの「心を動かす話」が求められるようになる」 「指導要領の検討も大切ですが、教育者はどうしたら子どもの心にスイッチが入るのかを…
地元議会に請願を出す。 なるほど、だ。 平和や核禁止なんて、生活そのもの。 とすれば、地方自治体の出番じゃないか。 早稲田大学の4年生青木秀介(ひでゆき)さんが、大学のゲスト講師に来たICANの川崎哲さんの核禁条約の話を聞いて共感、なにができるか…