NHKのドラマ「だから荒野」。
第2話に出てくるのは、長崎の原爆の語り部をしている老人。
それが、どんな役回りになるのか!
鈴木京香演じる46才主婦。
身勝手なダンナと息子たちを置いて家を出て、さまざまなハプニングを超えて長崎にたどり着く。
というメインストーリーと長崎で出会う被爆をめぐるストーリーと。
重なり合って進行する。
このドラマでも、 松尾 あつゆき『原爆句抄』が登場する。
こんなところに原爆が?(1)で紹介した朝日新聞 現在進行形 朝刊連載小説「ひこばえ」重松清でも、重要なカギを握りそうなこの松尾 あつゆき『原爆句抄』。
よほど、作家たちに印象を与えるものなのだろう。
松尾 あつゆき『原爆句抄』も読んでみたい。
桐野 夏生「だから荒野」(これも毎日新聞の連載小説)も読んでみたくなった。
そういえば桐野夏生さんと写真集「ヒロシマ」の石内都さんも関係があるようだった。
石内都さんは、原爆で亡くなられた人の衣類(戦争や原爆といったイメージを裏切る繊細で鮮やかな衣類、遺品でもある衣類)を美しく撮影する。
互いに影響しあってのつながりなのか、偶然のテーマの共通性からうまれたつながりなのか。
うーん。これも知りたい。