消費増税にあわせてキャッシュレス決済を始める店が多くなり、なんたらペイのほかにスマホ利用のサービスも多くなってきた。
だが。
その手順を客も把握していない場合も多い。
レジに並ぶ前に確認したいのだが、店内POPにはクーポンで5%引き、と書かれているばかり。
忙しいレジ担当さんに、自分の番が回ってきたときにきかざるを得ない。
なるべく短い列のレジを選んで、端的に尋ねる。
「レジで精算前にアプリで店舗登録までは済ませているけど、その先はどうすれば?」
「店舗登録はお済ませですか?」
「済ませてます」と答えながら
毎回ここから説明してるのだったらたいへんだなあと同情する。
同情しつつ、レジまわりをチェックすると、アプリクーポン5%引きの小さなPOPが。
POPの不鮮明な印刷から、店舗メニューの先の下部にあるクーポンアイコンをチェックするらしいことを推測。
やってみる。
画面をみると、ファースト画面ではレジ処理できなさそうな様子。
スクロールしてバーコード表示のボタンを押し、バーコードが出る。
レジ打ちが終わろうとしていた店員さんに「このバーコードでいい?」と聞くと
「バーコードでOKです」とのこと。
無事、250円分の恩恵にありつけた。
「いやぁ。これ店員さん大変ですね」
レジまわりの情報から推察できたからよいものの、イチから教えていたら大変だ。
教えてもわからなかったらクレーム、後ろに並ぶ客からもクレーム。
他の客を待たせるぐらいなら、クーポンメリット使わなくていいと思っている客もいるにちがいない。でも毎回損している気持ちを抱えてしまう。
レジではなく、店内に手順書をきちんと表示してはどうだろう?
レジ担当のお手間を取らせない。
「クーポンあるから、アプリ登録して」のPOPの半分、いやせめて4分の1を手順書に振り向けたら、利用者増えるに違いない。
特に若者以外の利用者も多いスーパーマーケットなどは必須だと思うけどな。
なぜに気づかないかな。