企業戦略とか、マーケティング戦略とか、コロナに打ち勝つ戦略とか・・・。
ごく普通に使われますね、「戦略」。
でも、相手を人と思ってないよね。「戦略」って言葉。
コロナはウイルスではあるが。
販売戦略って、何と戦っているんだろう?
マーケティング戦略って、人々に商品を買ってもらうためにいろいろ考える。
自分の商品の製品の「いいところ」考え、それを伝え、共感を得て、買ってもらう。
それって「戦い」なのかなぁ?
「略」って「策略」とか、「はかりごと」に通じるよね。
策略→自分の目的を達成するために相手をおとしいれるはかりごと。計略。「策略をめぐらす」(デジタル大辞泉(小学館))
社内で「マーケティング戦略は・・・」「経営戦略」とか言ってる分にはしゃーないなと思うけれど、
記者会見とかしながら「当社の経営戦略は、」「このような戦略で市場参入いたします」などと外部に発表しているのをみると、「皆さんをおとしいれて、わが社がいい目を見るようにしたいと思います」とか「皆さんにあくどく迫って売り上げを上げていきます」と宣言しているようにみえて、人をバカにしながら、自分のバカ丸出し、と見えるのは、あげあしを取りすぎだろうか?
空襲って、戦略としては効率的で『あり』だろうけれども、人道上は『なし』だ。
相手は人の住む町なんだよ。
目的に向かって合理的に成果をあげるために手段を選ばず、というのが、「戦略」ではなかろうか?
それをターゲットに向かって宣言する、やっぱり、バカなんじゃないかな。