ゆうちょ銀行の不適切営業が問題にされたとき、新鮮な驚きがあった。
不適切営業を問題にするんだ!
生活の中で、「それ売る側の都合だよね」「消費者が保護されてないよね」
「ずるいやり方だね」「こんなに小さい字で書いてあってはわからないのに」・・・
いろいろ問題と感じることがあっても、そのまま放置されてきた。
企業はそんなもんだよね。世の中そんなもんだよね。
ある種、あきらめムードがあった。
「詐欺ギリギリでも売上上げるのが企業でしょ」とか。
あきらめるのが、世の中を知っているかのようないわれ方もしていた。
そこに来て、「不適切営業はNG!」と裁定されたのだから、新鮮。
でも考えてみれば、「納得してないもの、本当ではない説明での販売はNG」
あたりまえのことだ。
あたりまえのことをあたりまえに
あたりまえでないことは拒否する
この姿勢を、示しつづけなければ。
あきらめてしまって、望ましくない「あたりまえ」を作らないために。