あきらめ上手でいいのか ~その2 企業に対する生活者の立場

ゆうちょ銀行の不適切営業が問題にされたとき、新鮮な驚きがあった。

不適切営業を問題にするんだ!

 

生活の中で、「それ売る側の都合だよね」「消費者が保護されてないよね」

「ずるいやり方だね」「こんなに小さい字で書いてあってはわからないのに」・・・

いろいろ問題と感じることがあっても、そのまま放置されてきた。

 

企業はそんなもんだよね。世の中そんなもんだよね。

ある種、あきらめムードがあった。

「詐欺ギリギリでも売上上げるのが企業でしょ」とか。

あきらめるのが、世の中を知っているかのようないわれ方もしていた。

 

そこに来て、「不適切営業はNG!」と裁定されたのだから、新鮮。

 

でも考えてみれば、「納得してないもの、本当ではない説明での販売はNG」

あたりまえのことだ。

 

あたりまえのことをあたりまえに

あたりまえでないことは拒否する

 

この姿勢を、示しつづけなければ。

あきらめてしまって、望ましくない「あたりまえ」を作らないために。