新型コロナウイルス陽性者が入院拒否した場合の罰則規定.
日本医学会連合が、反対しているという。
日本公衆衛生学会、日本疫学会も同様。
その理由は、下記のような、現場の実感であったり、業界?の歴史を紐解けば、もっともなこと。
すぐにもっともな反対がでることがわかりながら、ダメなプランを立案できる。
不思議である。
現場を知らない、のか?
知ったうえで、考慮する必要がない、と考えているのか。
バカなのか。
----(反対の理由)---------------------------
●罰則を恐れ、
・感染が疑われる人が検査を受けなかったり、検査結果を隠したりする可能性
→収入、仕事、家族etcの問題の対策ないままに、
個人に責任を負わせるのは倫理的に受け入れられない。
【省略すると真意が伝わらないので、ぜひ本文を確認ください】
・過去のハンセン病などの強制隔離、差別・偏見といった歴史的反省
→【現在の感染症法は、かつて・・・】
科学的根拠が乏しいにもかかわらず患者・感染者の強制収容が
法的になされた歴史的反省のうえに成り立つことを深く認識する必要がある。
『 門田会長は、「個人に罰則を科すことで感染対策は成り立たず、(個人の)協力と努力によって、感染防止や医療体制の整備などの目的が果たされる」と話す。』(朝日新聞デジタル2021/01/14)