学生を学業に専念させてやれない世の中でいいか?

先日のニュース番組で、女子大学生の一日を紹介していた。

6万円の奨学金をもらい(といっても返すのかもしれない)、4つのバイトを掛け持ちして学費を稼いでいるという。

一日の中で、7.5時間バイト。4.5時間睡眠。

早朝コンビニ、夜間キャバクラ。お酒飲まなばならないと体調にも響くしストレスもたまると。それでも時給がいいバイトをいれたい。と。

 

かつて、年収が高くない家庭でも、国公立大学に行けば学費が安かった。

安い寮もあったし、学生だからと安い家賃で入れてくれる下宿やアパートもあった。

年金掛金を学生からも徴収するようになったのはいつだったか。

 

「学生に国民年金への加入が義務づけられたのは平成3年4月からで、平成3年3月までは、学生は国民年金に任意で加入できることとなっていました。」(日本年金機構HP)

 

稼いでいない人間から、掛け金を徴収する。

納付特例があって猶予されるといえ、猶予である。いずれは払えよ、と。

学生に対して、そういう態度をとる社会なのか?

 

本当に学業に励む学生ばかりか?とか余計なつっこみも聞こえるが、

それであれば、こんなに大学をたくさん作らなければいいのだ。

 

学生には学業に専念できる環境を整える、整えたいと願う世の中でありたい。

オレの子供は、オレがたっぷり稼いでいるから大丈夫、なんて狭い了見が大手をふるう世の中ではなく。

 

テレビに出ていた女子。

睡眠時間短すぎだぞ。

若くっても健康一番だ。