「こんなことだと思わなかった」 利用者の誤解に対する企業責任は? ガラケーからやむを得ずスマホへ

ガラケーからスマホに変えて「こんなことだと思わなかった」というケース。

その中身に複数共通するのが、下記のような事例。

 

「早くかえないと使えなくなる」とDMが送られてくる。

ガラケースマホに変える。

操作できない、したくない。

使わなくなる。

困って相談すると、次のようなことがわかる。

 

または、しかたなくスマホに変えようと店舗に行って、次のようなことがわかる。

 

 

実は終了するのは通信方式(回線的なもの?)であって、機器の形態ではない。今使っているガラケーは新しい通信仕様にあっていないかもしれないが、適合するガラケーはなくはない。

 

書いていてもややこしい。

ガラケーの「操作感」を求めている利用者に対して、語りかける言葉を携帯電話会社が持ち合わせていない、というのが問題だ。

 

「お使いの携帯電話はまもなくサービスを終了します」といわれた場合、

通信方式(回線的なもの)だとわかるものだろうか?😊

 

主要なターゲット層は、通信方式と機器の組み合わせのメインストリームを歩くので、不都合は感じないだろうが、

①持ち歩ける電話機として使ってきた高齢者層、

②使える機器を取り換えるのに抵抗のある層、

③料金を抑えたい層

などには、きちんと伝わるように説明が必要である。

 

・・・しかし、長年お客様対応していても伝わる言葉を開発できないものなのだろうか?メインストリームを押さえておけば商売できるからなのか?

・・・政府も、料金に介入するより、当たり前に「伝わる説明」がないことを問題にしてほしい。

 

 

ガラケーと人生というテーマに多数の新聞投稿があったという。

  (下:20210224朝日新聞/上:確認してみます)

  (価格ドットコム他に、同様の事例多数)