「銀行法改正」の意味が日本のお宝「中小企業大放出」、でないことを祈る!

銀行法が改正された。らしい。

あまり聞こえてこなかった気がするが、中小企業の社長さんが「コロナで借金した中小企業が銀行に経営権を握られてしまうのでは」「売り飛ばされたり、外資いれられたりするのでは」と心配していた。「さすがに信用金庫とかそんなことしないと思うけど、大手銀行はやりかねない」とも。

 

おそらく↓が、2021年3月 金 融 庁が作った説明資料らしい。

https://www.fsa.go.jp/common/diet/204/01/setsumei.pdf

 

4ページが該当部分だと思うのだが、

「非上場の場合について、議決権100%の出資を可能とする」←なんでなんで?

 

この資料の読み方がイマイチわからんですが、地域活性化事業会社だけが対象と書いてある。

じゃあ、問題なさそうではある。

が、地域活性化会社だけが対象のようにも、

事業再生会社・承継会社、ベンチャービジネス会社も対象のようでもある。

 

なにかごまかしがあるような見え方である。アヤシイ。

 

 

銀行法は改正された(5月26日に公布された)

その内容を伝える金融庁のページは↓

www.fsa.go.jp

----------------------------------------------

新型コロナウイルス感染症等の影響による社会経済情勢の変化に対応して金融の機能の強化及び安定の確保を図るため、

 

・地域の活性化等に資する業務の金融機関の業務への追加、

・国内における海外投資家等向けの投資運用業に係る届出制度の創設、

預金保険機構が事業の抜本的な見直しを行う金融機関に対して資金を交付する制度の創設等の措置を講ずる必要がある。

 

これが、この法律案を提出する理由である。

----------------------------------------------