入院した人へ、お見舞いに持って行って喜ばれたものの覚書。
◆Wi-Fiアクセスポイント
個室に入院した人のお見舞いに行ったとき、
「ギガ数が足らなくて低速になっちゃった」と話すその枕元にLANの口が。
ひょっとして使えるんじゃない?と思い、
量販店でホテルWi-Fiを買って、再度お見舞い。
LAN口にさしたら、なんと使えるではありませんか。
(ホテルWi-Fi:有線のLAN口にさしてWi-Fiが飛ばせるようになる機器(アクセスポイント)。以前、ホテルでもWi-Fiではなく、有線接続用のLAN口を提供していたので、スマホやタブレットが普及してきたころ「ホテルWi-Fi」「トラベルWi-Fi」とかいう名称で5cm×5cmくらいのちっちゃい機器があります)
下はなくなっちゃったけど、他社でもいろいろ今でもあります。
これは喜ばれたなぁ。
「しょうがないからギガ契約を増やした」といっていたのをすぐに解約したといっていた。
きょうび、家族友人知人とのやりとり。
調べもの。
ネットなしには生活がなりたたない人も少なくない。
やればできるのにやれないのはつらい。
お見舞いに使ったのは、3年ほど前のことだったかなぁ。
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そして
「小児病棟にWi-Fiを!」という新聞記事を見ました。20210820朝日25
残念なことに、いまだに普及はしていないんだ。
コロナ禍で、接触が不自由な時期。
オンラインが解決できることも多くあります。
もちろん、病院のメインの機能ではないのはわかるけれども、
病院の患者さん用Wi-Fiは整備された方が、患者さんやその家族、周辺の人もハッピーになれると思う。
非適切サイトへの問題や利用運用など難しい問題もあるけれど、
専門家を交えたり、ボランティアを募ったりして解決できると思う。
応援したい取り組みです。↓
追記:20210905
●同じ考えで活動されている「病室WiFi協議会」。
がんサバイバーの笠井信輔さんも参加している。
20210906 調査データなどの記者会見もするとのこと。
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コロナ禍での患者の孤立、で病室Wi-Fiが注目される面もあるが、
コロナ以前からも、普通の生活では「あたりまえ」になっているネット環境がはく奪される必要があるのか?という問題はあったよね。
できるはずのことが、なぜできないのだ?と患者や病院利用者は思うわけです。
可能であるならば、治療に不都合がないのであれば、大いに環境を整えよう!ではありませんか。
セキュリティ保持、ネットワーク分離等、たしかに専門家でない病院には負担が重い。
病院に責任や負担を負わせず、
ネットワークデザインをし、だからといって高コストにならない方法は、あります!
そのノウハウこそ、協議会やNPOなどが提供できるといいと思います。