地域には、三角定規だろうがピアニカだろうが、あまりまくっていると思う。
立命館大学教授の柏木智子さんが「私は「ケアする学校づくり」を提唱しています。学習用品を持ってこられない子供のために、誰でも借りられる三角定規や習字セットを用意する。家で宿題ができない子どものために学校でしてもいいようにする」20220215朝日⑬
記事全体の大きなテーマの一部であるが、「学習用品を持ってこられない子供のために、誰でも借りられる三角定規や習字セットを用意する」のケアなら、地域でいくらでも対応できそうだ。だって卒業生の大部分はその「学習用品」を買ったことがあって、しかも卒業した今となっては不用品、という人が多いから。
まさに同じ趣旨の発言が。
「教育費「負担軽減は不十分」制服代・部費・ネット・塾・・・子も悩む」
と題された記事。20220218朝日㉘
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの田代光恵さんが「(子供政策の基本方針が閣議決定されたが、そこには、その前にまとまったた有識者会議報告書にあった)小中学生、高校生の教育費の補助拡大といった具体策に触れる文言が見当たりません」
「まず授業料以外にかかる費用の問題があります。制服・体操議題4は多くの家庭にとって非常い高いものです」「調査では中学生で平均7万7世年、高校生で8万7千円。
「指定品のシャツも2枚目が持てない」「教材や実習に使うものにお金がかかる」「部活の費用が高く、入部をあきらめた」といった声がありました」
事情があって用意できない人だけではなく、転校してきたとか、忘れたとか、壊したとか、そんな人のために、準備があっていいと思う。
もっと言えば、数年で不用品になる学用品。
購入必須でなく「サブスク」にすりゃいいんじゃね。
「所有」は古いよ、「利用」でいいんじゃね、ってところ。
PTAや町内会の新しい役割ともいえる。
そうそう、まさにこれこれ。という記事が。