鮮魚売り場に
「無料で調理します(頭落とし、三枚おろし、二枚おろし、内臓とり)」などの
貼り紙があるが、お願いしたことがなかった。
青魚を買うことがく単価が安いので、お願いするのもねぇ、と思っていたのだ。
でも今日は、たまたまお客さんもなく、まな板の前の店員さんも手持無沙汰に見えた。
また、ここ何回か、ゴミの収集日まで日数があるタイミングだったり、疲れていて下処理が面倒だったりで、魚を敬遠することが続いたので、ひょっとして売れないより、処理して売れた方が店員さんだっていいんじゃない!?と勝手な解釈をして・・・
「アジを煮るのに、内臓取ってもらえますか?」
というと
「はい、もちろん!」と気持ちよく引き受けてくれた。
水を流しながらの手際のよいこと。
スーパーの魚屋さんってこんなにすごいんだ!
「頭も落とします?」
「お願いします」
鱗を取り、ぜいごをとり、頭を落とし、内臓を抜く。
ありがたい。
これはもう煮るだけの状態。
切り身肉を買って調理するのとくらべても、むしろ完成品に近い。
魚は面倒、という意識があるが、スーパーの鮮魚売り場を味方につければ、むしろラクチンな食材ということになる。
鮮魚売り場の皆さんの下処理力を頼ろうではないか!!