クレジットカードの「クレジット」、なにに対する「信用」か?

クレジットカード。

今やその持ち主の「人」を信用しての「クレジット」カードではなくなっているような・・・。

 

クレジットカードを使う時に、その人のサイン、は必要とされない。

クレジットカードを持参し、持参人が機械に差し込んで終わる。

裏面のサインと持参人のサインは突合されない。

「カード」を信用してのクレジットカードである。

 

もっと進んで、ネット決済の場合は。

カード面を確認できればよいということになる。

「カード」すら不要で、その「情報」を信用するということだ。

 

利用者の方がこのことを認識していない。

テーブルでカードを預けたりもする。

クレジットカードを見せたり機械に通したりすること自体がひょっとしてリスクなのではないか?なんて考え始めたらキリもない。

使う時に、その相手は「クレジット」できるのか。

 

これまでは利用者(消費者)側がクレジットされる対象だったが、

加盟店やカード会社やネットプラットフォーマーが「クレジット」可能な相手なのか、が問われるようにもなるのではないか。