郵便配達の16才のスミテル少年のたどった道を、元英軍人のピーター・タウンゼント氏がたどり、書籍を出版する。それを娘のイザベル・タウンゼントがたどる。
一般市民が巻き込まれる戦争、そして核兵器被害。
その地獄を戦いノーモアヒバクシャ、ノーモアウォーと言い続けたスミテル氏。
2015年の長崎平和祈念式典の平和への誓いは感動的である。
「・・・・安保法案は、被爆者を始め平和を願う多くの人々が積み上げてきた核兵器廃絶の運動、思いを根底から覆そうとするもので、許すことはできません。核兵器は残虐で人道に反する兵器です。廃絶すべきだということが、世界の圧倒的な声になっています。・・・・・」
そのことに触れる時の会場の拍手、時の総理大臣安倍氏の顔。
谷口さんの誓いが述べ終わるやの会場の拍手万雷。
映画「長崎の郵便配達」のたどった道を見ると、まさに。と思う。
明日6日は広島、来週は長崎の式典がある。
どんな誓いがきけるだろうか。
我々はこれをどう受け止めるだろう。
●平和への誓い 全文 谷口稜曄さん 2015年
●平和への誓い 映像 谷口稜曄さん 2015年