便利だとは思う。これまでの履歴とか、調剤状況とか、検診結果とかが一括されるのだから。
と思うのは、これまで健康でやってきたからかもしれない。
病弱だったり既往症を持っていたりすると、そのことで不利益を被る場合がある。
就職とか保険料とか、か。
アメリカでは、健康保険自体の料率が高くなったりするらしい。
病気をもっていればこそ、健康保険の恩恵を受けるべきであるにもかかわらず、そのことで保険料率が高くなる。
病歴審査というらしいが。
相互扶助の精神による健康保険、ではないのだな。
健康市場のなかで、市場利益の論理で動くのだな。
そういう社会がいいのか、そうでない社会がいいのか?
価値観が問われているのだと思う
マイナンバーによって一括化される情報で、どんなメリット、デメリットがありうるのか。それを吟味してからの導入でも遅くはない。
というか、わからないまま導入すると、あとからでは修正が難しい。と思われるよ。
*かつて2018年 財務相であった麻生太郎氏が「糖尿病自己責任」的発言をして話題になったが、そういう見方をするのか、それともそうでない見方をするのか、ということでしょう。
「『自分で飲み倒して、運動も全然しねえで、糖尿も全然無視している人の医療費を、健康に努力しているオレが払うのはあほらしい、やってられん』と言った先輩がいた。いいこと言うなと思って聞いていた」