東京消防庁が「ネットで消防訓練」をサイトに上げている。
学校や職場での訓練があっても、遠くて見えない聞こえないなんてこともある消火器の使い方など、動画で見せてくれるのはとてもいい。
動画視聴ならではのメリットがある。
ただ、動画で見せていることにとどまらず、その手順の強調ポイントをひと手間かけてより分かりやすく作れるのがデジタルコンテンツってもんじゃなかろうか。
●消火器の「ピンを抜く」なら、どこにピンがあるのかまる囲みで強調するとか。
●火元とどのくらいはなれて消火器を使うのがいいのか、動画では立ち位置に線がひかれているけれど実際には、どの程度まで近づいていいのかもしくは離れていなければ危ないのか、等、の知見があると思うのだ。
●最後に、
「消火の限界目安は、炎が天井に達するまで」
「逃げ道は確保しておきましょう」
とか、大切なことがさらっと文字で流されます。
こんな状態になったら即逃げるの炎状態、とか、
逃げ道確保したつもりでもこれではダメ、とか
映像で見せたら、有効そうなんだけど、もったいないなぁ。
「なにが燃えているか確認しましょう」という注意もあるけど、
確認して、どうするのか、がギモン。
消火しきらなかったときに、退避して消防の人に伝えるためなのか?
それとも、こんなものが燃えてたら危ないから避難、なのか?
ギモンは尽きない。
ギモンが残らないように作った方がいいかもね。