働き手は、働くのがイヤなわけではないと思う。
理不尽とか不合理な働き方はイヤだ、といっている場合が多い。
で、最近オフィスワーカー、セールスワーカーのみなさんからよく聞くのが
●直接自分に関係ないメールが大量に入ってきて、自分の業務に必要なメールが埋もれる
●複雑になった事業・商品。それに関連する情報が膨大に提供され、見なければ自己責任、のようないいかたされるが、目を通す時間がない。
●業務関連に必要な時間も足らないのに、経営&総務&人事などから、やれイーラーニングだ、トップメッセージの動画を見ろ、アンケートに回答しろなどと要求される。
いつやれというのか?
といったもの。
個々の担当業務だけ見ていても解決されない、問題提起すらされない問題。
おそらく、困っているオフィスワーカー、セールスワーカーからの提起は、その上長に向けてなされていると思うのだが、他の担当におよぶ問題には「相手の仕事を非難するみたいでいやだなぁ」「自分の担当の業務に精通できていないから、反論されたら言い返せない」などのヘタレ上司が多いのではないか。
これらの問題こそ、実は労働環境を悪化させているのだ。
最前線ワーカーの声を拾って、変革を。
働く環境を切り開く。
これぞ「労働組合」に望まれる役割ではないだろうか?
賃金アップだけが、労働組合の役割ではない!!