勤労意欲をそぐ「現場知らずの指令」をかわして、「本質的な仕事」を維持しよう

●農業経営者曰く。

輸入がはかばかしくなく、品薄回避のための増産依頼。

その後状況変われば、減産依頼。

生き物相手の仕事なのに、スイッチ一つで変更できると思ているのか?

 

●医院に行けば、お役所からの指令はメールで。

添付書類が膨大だし、オンラインセミナーに出ろと言われても時刻指定で1人医院だと無理、なんだそうだ。

 

 

●企業でも、状況は同じらしい。

本人に直接関係ないメールもccで入りまくるし、お知らせ映像を見ろの、リスキリングとかが流行ってるせいか、オンラインで研修受けろのなんのって。

外部接触する際の情報管理が厳しくなり、内容登録して上長確認、暗号化して送付。暗号化解除の連絡と、1ステップだった作業も5ステップくらいに増大。

 

どう考えても、現場の状況や本質的な仕事内容(牛を育てて牛乳を搾り市場に出す、医師は患者を診て処方する、会社員は事務なのか、顧客に対応するなのか、いずれにしろ本業の内容とその周辺事情)を知らない人間が、自分の与えられた課題をそのまま垂れ流しているようにしか見えない。

 

現場の人間はそこが司令塔、だと思っている。

だから、こんなわけのわからない指令を出されると「やってらんねぇ」と勤労意欲をそがれる。

 

でも、そこは司令塔、ではないのだ。

垂れ流し機関なのだ。

または、勤労意欲をそいでやろうという悪意を持った機関、だと想定してみようか。

こんなヤツらに負けてたまるか。

 

これは、どこかに通報すべきではないんか。

本来の仕事を取り戻すために。

「司令塔」もどきに惑わされずに、問題を言挙げして「本質的な仕事」を維持しよう!

 

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