現場は忙しい。
現場は市場を見ている。
現場は外部の反応を知っている。
管理部門は、そこから少し離れた場所から客観的に指令を出す。はずなのだが。
往々にして、客観的な視点よりわかっていない視点
べつの視点というよりは、現場実態を踏まえない視点
を持っているように受け止められがちだ。
たとえば、
・記入にあたって判断に迷うような選択肢を並べた日報フォーマット
・チェックする位置がわからない日報フォーマット
・記入に時間のかかる報告書フォーマット
・市場認識が現場と違う。目線合わせができていない。
こんな指令がでると、何度も続くと、
「現場とかけはなれた管理をします」とのメッセージを受け取り、
適当な報告をあげたり、なにか指摘すべき事象があっても、様子を見てから(だって報告しても受け止められないでしょ)指摘しなくなる。
つまり、見限る、という態度にでることとなる。