バス×駅 高齢者のモビリティ バリアフリーを考える

足の悪い高齢者がバスに乗ることの難しさは、

バス停までの歩きがキビシイ

バスに乗り込む際のバリア(フラットでないタイプのバス)

バス停まで行っても空席のあるバスが来るとは限らない

(立ったままの乗車は困難)

バスを降りてから目的地までの歩きがキビシイ

 

といったところだろうか

 

 

先日、郊外の住宅地で、住宅地内のバス停は使わずに近隣の町のバス停を使う話を聞いた。

そのバス停のそばには、広い駐車場がある。

その駐車場に車を停めて、徒歩1~2分のバス停に移動。

そこから乗車。最寄りのJR駅まで出る。

自宅のある町からのバスも同じ駅につくが、停車位置が駅の入り口から100m近く離れているが、こちらのバスの停車位置は駅20mといったところだ。

健脚には差を感じられないと思うが、大きな差異なのだ。

 

このバスの混む時間帯をさければ、難なくバスに乗れるという。

 

バリアフリーというと、段差の有無などに目が向かうが、

必要な歩行距離(アプローチ距離)、座れる環境確保なども同じように重要なのが実体であろう。

 

とにもかくにも、駅も建物も大きくなりすぎている今日この頃。

運用でアプローチ距離や座席提供を図れる方法を検討してみても良いのではないか?