欧米では査定の対象はエリート層  

成果主義とかいって目標設定をさせられるらしいよ、会社員。

社内組織単位に割り振られた目標の頭割りに過ぎないものを、自主目標にすり替えるごっこ。目標設定シートなど書類をつくらねばならない例が多いようだ。

これはムダ作業といっていいだろう。究極のブルシットジョブ。

これ目標値、よろしく!でいいじゃん。

 

熊沢誠さんによれば「現代の経営は「強制された自発性」を社員から引き出す工夫を加えました。目標設定の際、社員自身にも責任を負わせる仕組みです。・・・こうして「約束された」目標の達成度は社員のランキングになり昇給や賃金や賞与に大いに影響することになります」(朝日20240315⑮)

なるほど、です。

 

「欧米では査定の対象はエリート層に限られ、普通の労働者に査定はありません」

そうなんだ!

 

「今の日本では、強力な人事考課によって仲間同士の競争が強まり、労働者はバラバラになっています。でも実は働く人々も心の中では人事考課によって奪われてきた仕事のゆとりと一定の裁量権、そして仲間同士の助け合いの復権を求めているのではないでしょうか」

 

査定とかない方が豊かかもね。微々たる差なんだと思うしな。