「これ、どうかしら?」
ネットと無縁の知人宅に東急リバブルから「盛夏のお中元プレゼント!キャンペーン」なるはがきが届いた。
どうせ、個人情報とかたくさん入力しなければいけないのでしょ、と思いつつも、
ちょっといいなと思っているプレゼントがあったので、のぞいてみた。
ところがびっくり。
サイトに行くとプレゼントが並んでいる。
たぶんこんな商品だよね、と思いつつ、
「プロジェクター付きLEDシーリングライト」の「詳しく見る」ボタンをクリック。
えっ?
「場所を取らずに大画面を楽しめる、照明一体型プロジェクターです。」
以下、余白がいっぱい。
ライトの明るさとか、大きさとか、必要ないかなあ。
詳細仕様までは要らないかもしれないけど。
それは、自分で検索してねってことかな。
でもこれなら、わざわざ「詳しく」をクリックするまでもなかろうよ。
ページの右下にAIくんがついていたので、回答は期待しないが、これは「詳しくないよ」と注意する意味で、「詳しい情報を教えて!」といってみようと、
AIくんをクリック。
スタートを押すと、なぜか心当たりのないエリアの物件が次々表示され、関心ないと答えると「ちょうどいい物件がないみたい、ごめんワン」。
「AIチャット」と表示されているので、今いるページのことを聞けると勘違いするので、「物件探しAIチャット」と名称変更したほうがいいと思う。
オンラインの良さを活かすなら、「詳しく見る」の先の情報は少し充実を図った方がよいと思われます。
でも、ターゲット違いなんだな、きっと。
たぶん、わたしも、はがきの受け取り手も、今回のキャンペーンの対象者ではないってことか。どんな人がターゲットなんだろう?
私にも不適であったけれども、そもそもの受け取り手であるネット苦手な人には、不向きなオンラインキャンペーンである。