アウトソーシングすると決めた業務のマネジメント。
その業務に精通した人が携わっているだろうか?
そうでない場合の方が多いのではないか。
知らない業務のコントロールは難しい。
すっかりお任せするのが一番であろう。
相手を信頼できるのであれば。
信頼には、下記の種類の違う2つを含む。
①業務をわかっていないからと足元を見透かして高値をふっかけることがない誠実さ
②実は請負ったけど業務のことよくわからないんですということがない誠実さ
②は、誠実に「わかる」人材をあててくれればいいが、発注者側にもわかる人がいなくなるようであれば、アウトソーシング先にもいなくなる可能性は高い。
アウトソーシングである以上、その人材育成は義務ではない。
「業務をわかる」ことに使命感をもつ人を作らずに、どのように事業を継続するつもりなのか?
アウトソーシングを検討する企業は、どの業務を切り出そうとしているのか、それによって失うものがあるかないか、よく考えてみるべきだと思う。