子育ての価値観 と 人口オーナス期の価値観 その2 (まだ途中)

朝日新聞2020/2/29に

作家の山崎ナオコーラと俳優池田大の対談が出ていて、共感。

 

山崎ナオコーラ新著「リボンの男」に子育てに取り組む主人公が自分の生活が小さくなっていくと感じる描写があるのだそう。

 

これ、みんな経験があることだと思う。

 

小さいことだから、ちゃっちゃと終わらして別のことをしようというのも一案だが、私はそれには違和感があった。

子供を育てるって大切なことじゃない?生活って大切なことじゃない?

 

池田大「何をやっているんだろうと思うことがいっぱいあって。日が暮れて泣きそうになったことがある。でも今は、小さい世界を極めることが、自分の深さにつながると希望を抱いている」

山崎ナオコーラ「私も、友達が海外でいい仕事をしているのを見るとあせるし、くやしい。でも、みんあが遠くに行くなら、身近な小さな仕事をしてやると思っている」

「書店員の夫は収入が少なくても、すごく暮らしを楽しんでいた。自分に誇りを持っていればいいと夫に教わった。仕事とは上りつめることではないと分かりました」

 

以下、リボンの男の引用だそうだが

「主夫は素晴らしいよ。家事って経済活動じゃないけど大事なことでしょ?」

「収入は少ないけど、僕はもともと、贅沢は苦手だし、コンビニで買った百円のでかいパンを食べたり、気に入った本を繰り返し読んだり、ユーチューブで面白い無料番組を見たり、近所を散歩するだけで幸せになれるから、たくさん収入は要らないな」

 

全面的に共感。

雇用主に低賃金でいいと思わせる材料にならないようにだけ、注意。

 

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