人間ドックの功罪 ~安全バイアスの根拠にしないで

人間ドックは、自覚症状のない体の故障、予兆を発見するのに効果絶大。

 

でも一方で、検査項目にない=そもそも発見できない、範囲もある。

また、データが微妙で、後から考えれば問題ありでも、検査分析の際はアラームすら出ない場合もある。

もっといえば見落としだってないとはいえない。

 

人間ドックで問題なし、といわれると、イメージとしては「自分は健康に問題なし」と思ってしまいがち。

 

でも、その「問題なし」は、

  限定された項目で、

  その時に、

  その担当者による判断で、

の「問題なし」なのだと心に刻んだほうがよい。

 

自分の体の声に耳を傾け、人間ドックでOKが出ていても、なにか問題を感じたら受診することを心掛けたい。