拷問時に通訳した通訳者が戦争犯罪に問われたという。
言葉は別の人が発したもので、その内容を職務として置き換えた。
でもその内容が犯罪にあたるから、罪に問われ、死刑にすら処されたという。
(「通訳者と戦争犯罪」武田珂代子 みすず書房 についての書評からの覚書)
分断された仕事であっても結果責任が問われる。こともある。
ひどい、とも思う。その状況で回避することはできるだろうか?とギモンにも思う。
それでも、原発事故における東京電力、薬害エイズ事件における厚生省の様子を見ていると、分断された仕事で、自分は知らなかったから・・・では済まさないのが正論であるのかも、とも思う。