個人的にはクーポンより現金の方がうれしい。
でもうれしいだけでいいのか?
現金支給だと、裏付けのない金がただでさえあふれかえっている世の中に、追加注入されるということではないのか?
そのことによって通貨の信頼は揺らがないのか?
テレビでは「クーポンより現金の方がいい」「年末までにもらえれば」「クリスマスプレゼントが・・・」など切迫感のないコメンテーターの発言も。
コロナ禍を通じて(いやその前からでもあるが)切迫している人が出ていること、そしてそこに届ける必要については、同感だが、上記のような切迫感のないニーズに対応して通貨信頼が揺らいだり、インフレ等々の悪影響に見舞われるのは困るのだ。
なぜならそれは、確実に自分たちに降りかかってくるから。
切迫している人にピンポイントにきちんと届く給付。
それを目指すべきで、そのような活動をしているNPOなどと連携すれば、できない政策ではないはずでは。
一律給付に着地させ、財政規律を乱すものではないのか?と危惧しています。