窓口として機能しているか、常に反省が必要なのだ  ~「音声案内+番号選択」はハードルが高い

新聞の投書欄に「電話の音声案内 困る人に思いを」とあった。20220222朝日

視力に障害のある人が、福祉関係の仕事をする投稿者に連絡を取りたかったのだが、職場の電話番号が「直通」でなくなり、「音声による案内」に変わり番号を選ぶ必要が出たらしい。

この投稿の場合は、スマホキーパッドの番号選択が見えないための問題だった。

 

そうでなくても、機種によっては、番号選択難しい場合も多い。

選択項目をタ記憶しイミングよく選んで送信するのが難しい人もいる。

 

窓口として「音声による案内+番号選択」はハードルが高い。

 

しばらく待っているとオペレータにつながる場合も多いのだが、その認識は一般的ではない。また、一定時間経過で自動切断になる音声案内も少なくない。

 

 

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フリーダイヤルで受付をしている企業でも、商圏より狭い受付エリアしか設定していない場合もある。

 

たとえば川崎市にある会社でフリーダイヤルを使っていた。

チラシを配って、フリーダイヤルで受け付ける。

当然、川崎に住んで東京に仕事に行く人が、昼間帯に東京から電話したいという人がいる。

ところが、受付エリアを川崎市外局番044に設定していたので、受け付けることができなかった。

 

いまの受付設定がどのように機能しているかは、定期的に、初心に戻って確認することが必要だと思う。

 

FAXが重要な連絡手段である人がいることも忘れずに。