AIというのだろうか、どうもピントがあわないのだ。
敬老の日に、孫からプレゼントをもらったおばあちゃんが
「こんなことしてくれるように成長して、うれしいと思わない?」
と同席した私に同意を求めてきた。
よかったね~、と思った瞬間
スマホ画面に
「うれしいと思わない」と文字が浮かび始めた。
グーグルアシスタントが起動して文字を起こしたのだった。
「へー」と思っていると
「それは、つらいですね。少しでもあなたの気持ちが楽になるように・・」
と話し始めたのだ。
あわててOFFしたが、
おばあちゃんの耳には入らなかったようだ。とりあえず、よかった。
何と場違いな? いったいどうして? 正反対だぞ。
あとで再現してみると、「うれしいとは思わない」をうれしいの否定形ととらえたのだと気づいた。
「それは、つらいですね。少しでもあなたの気持ちが楽になるように、わたしに何かできることがあれば教えてください」→「励まして」「笑って」「辛い」
グーグルアシスタント。まだまだ道のりは長いようだ。