携帯電話会社の運営するインターネットプロバイダ。
契約プランの変更をしようと、コールセンターに電話した。
自動応答装置だったが、それはまあ、よくあること。
でもイントネーションが異常にぎこちない。
珍しいことに、「何をしたいのか具体的に言ってみろ」などという。
「契約プランの変更をしたい」というと、「ご利用のOSは何ですか?」と聞かれる。
いやいや何台か端末つないでるわけですから、1つ特定できるわけないでしょう。
「ひとつじゃないです」と答えると「Windows、mac、アンドロイド、など、どれですか」
自動応答装置は、わっかんねえ奴だなぁ・・・というニュアンスたっぷりに
「オペレーターにおつなぎします」
出てきたオペレーターに「契約プランの変更をしたい」というと「こちらは技術サポートの窓口になりますので、ご案内できないので、もう一回おかけ直しいただけますか」とのこと。
あー間違えた番号にかけてしまったのだなぁ、反省。と思いきや。
「いまおかけいただいた番号にもう一度かけていただいて、「オペレータと話したい」といってください。そのあと、ダイヤル操作を求められるので、1番、その次が3番です」
同じ電話番号にかけるのなら、つなぎ先を間違えたのは、音声AIなんじゃない?
言われた通りにかけてみる。再び「何をしたいのか具体的に言ってみろ」といわれるが、教わった通りに「オペレータと話したい」といってみる。
そうなんだよ。話が分かる「人」と話したいんだよ。と思いながら。
ところが。
「(いってることが)わかりません」「当てはまる番号をプッシュしろ」という。
で、結局、1を押し3を押し。やっとオペレーターにつながりました、と。
いずれ、ただの応答装置より、オペレータより、憂愁になる日も来るのかもしれない。
しかし。
顧客の時間と労力を使って、テストなのか訓練なのかをするのはやめてもらいたい。
ちょうど直前に、クロネコヤマトの宅急便の不在連絡票対応の自動応答装置の考え抜かれたきめ細やかな応答を体験したばかりなので、その不出来っぷりが際立ったのだと思う。
でも、あのレベルでデビューさせるのは、だいぶ勇気のある行動ではないか。