政党支持率 調査手法と回答者属性を確認してみたい

報道各社が行っている世論調査

内閣支持率など、数値はけっこう差があります。

 

これまでもどうやってるんだろうなぁ。

RDD【ランダムデジットダイヤリング】→無作為に電話して出た人に聞いている。

今日び、知らない電話番号からかかってきた電話に出る人っていうだけでも、バイアスだいぶかかってるなぁと思うのだが。

 

どこの会社も、

「コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号にかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で18歳以上の有権者を対象に実施」らしいので、

 

こうなったら、結果として

年代分布は?

地域分布は?

性別割合は?

固定電話、携帯電話割合は?

→これを半数にしているところが多いようだが根拠はあるのか知りたいところ。

なんてのも明らかにしてほしい。

 

また、各質問、どの程度まで回答を求めているのだろう。

「どちらともいえない」などのあいまいさを残すのか、

どちらかに流れやすい質問はないのか? 質問の文言も見てみたいものだ。

 

・・・遠いような近いような例で。

 

最近、企業内の社員調査では、社の施策について

よい、まあよい、あまりよくない、よくない

など4段階で尋ね、ネガティブ選択肢を選んだ場合のみその理由を問う、という。

 

理由を自由記入するのが面倒で、ポジティブではないが「まあよい」と答えてみるという態度が容易に想像できる。

特に、経営陣の行動変容を期待しない「言ってもどうせムダ」と感じている層が「まあよい」と回答して、実像をゆがめるデータを作り出す可能性が大。

経営陣には調査票のチェックをお勧めしたい。