知識もない状態の一般人である自分が、裁判員として、裁判官と同じ重みの判断をする。
できることではないです。
一般人の感覚、視点を裁判に持ち込みたい。
という趣旨はよくわかるし、その不断の努力は必要でしょう。
でも、そうであれば、やり方が違うように思う。
裁判そのものに参加させるのではなく、事案をもとに一般人の判断を調査したらいいのではないかと思う。
事案をもとに・・・では、真剣味が足らないとか、誰が事案を作るか、その事案内容が恣意的でないか等々、かえって大変だから、なのだろうか?
似た実際の裁判と判断が違っても面倒だし・・・。
しかし、プロでも難しい裁判の判断。
一般人である私にはできることではない、と思っております。
そして、もうひとつ。
個々の裁判員裁判の結果とそこで得た「一般人の視点」は集約されて、裁判全体に還元されているのだろうか?
いったいどのように?
そして、もうひとつ。
裁判もそうだが、法律や国会の議事。
これ自体にも、一般人の感覚を取り入れるしくみを持たせるべきだとおもう。
司法より立法、行政にこそ、一般人の目を!