契約者でも契約内容がわからない ~保険、通信、自動車・・・

わからないものを使っているのが悪いのだ、とは思う。

でも。保険だって、通信だって、自動車だって、生活に必要なもの。

もっと、「一般人がわかるように説明してみたらどうだ!」と思うのだ。

 

契約しようとすると、

「最安値で5000円台」とうたわれても、別商品とのセットだったり、家族の契約が割引の条件だったり。説明をきいて「なるほど」なんて言わずに、「私の条件にあわないのですが、私の条件にあう説明をしてください」「このチラシのこの言葉は、私にとってはサギですね」とか迫ってみるべきなのだと思う。

 

自分の条件にあわない魅力的なキャッチコピーにさそわれて、説明を聞いているうちに、よくわからなくなってきて、ついそのままに。なんてことが多いようだから気を付けて。

 

某保険会社で、契約前に商品のパンフレットを送ってくれといったら、冊子になっているのでといわれ、コピーをくれといったら大部だからと断られ、契約前に個室を借りて、長時間確認したことがあるが、あれ、なんなんでしょうね。

もっと有効な文句の言い方、迫り方があっただろうか、と時々反芻する。

 

わからない内容も、営業担当者に説明を求めれば、それなりにわかる説明をしてくれる。

わかる説明を文章化して公開するのは、そんなに難しいことなのでしょうか?

客先の事情にあわせて、カスタマイズして説明するから理解できるので、大っぴらにできる文章は難しいということでしょうか?

雑誌や書籍の編集者に協力を求めれば、普通に理解できる言葉に通訳するのは難しくないのでは?

 

生活者側が、その通訳を共同で雇用するのもいいかもしれない。

なんたってわからないサービス、商品が増えていているのだから。

企業側は、正確さにこだわるあまり(もしくはわからないほうが都合がいいから?!)

「通訳」を望まないかもしれないから。