FAXは奥が深い ~ナンバーディスプレイと通信履歴表示 は別物の場合も

FAXを受信すると、真っ白な表示だったりする。

「紙の表裏を間違えて送ったな!」とわかるものの、

誰が送ってきたものかわからない・・・。

送り手がわかれば、もう一度送って!と頼めるものを。

 

ある事務所にうかがった際、おととい白紙のFAXがおくられてきて困っていると相談されました。

会議の出欠を募っていて、たくさん着信している中の1枚だと。

白紙のFAXを見ると、日時表示はついています。

「着信履歴を見ればいいんじゃない?」と答え、複合機のディスプレイを見ながら着信履歴を検索。

 

ありました、ありました。

日時のほかに、電話(FAX?)番号も。

・・・意外にも番号が表示されない着信が少なくないなか、ラッキーにも番号がある。

「こうやって(着信履歴を表示して)、確認できますよ」とご紹介。

即、該当の会社に電話をしていました。

 

着信履歴を確認するための「ナンバーディスプレイ契約をしているのですから、確認しないともったいない」と伝えると、

「え?契約していません」と。

 

あれあれ?

着信履歴表示に電話番号が出るのはナンバーディスプレイのおかげではないの?と調べると、

FAX(複合機?)によっては

「受信ファクスに印字される差出人名やファクス番号」は、相手側の機器に設定されているもの、らしい。

 

なるほど、1回線で2つの番号を使い分けるダイヤルイン設定などされている場合、発信番号表示と着信番号が違うこともありそうだ。

それで、ナンバーディスプレイの表示に頼らない、着信履歴になっているのだろうか?

 

奥が深いぜ!

・・・でも一般的な言葉にならないので、説明が難しく、マニュアルも本当に困ったときしか読む気にはなれないなぁ・・・

 

【ファクス機能】相手が受信するファクスに印字される差出人名(自分の名前)やファクス番号を登録・変更する方法

 

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■補足
「送信側情報」は、送信する相手の機器(受信側)の通信履歴などに表示されたり、レポートに印刷されたりします。