買い物すればポイントがつくのが普通のこととなり、なんでもクレジットカードで買うようになっている。
1回の買い物に対して、クレジットカードポイントに加え、お店のポイントも。
その上、ビルというかショッピングモールなど施設のポイントもつくなんていうことになると、うれしいはずが逆に面倒、やっかいなことにもなってくる。
今日はこんな出来事に遭遇。
スーパーマーケットに買い物に。
スーパーが入っているビルの入り口に、ポスターがある。
今日は、そのビルで発行しているクレジットカード(以下、ビルのクレカ、と呼ぶ)での買い物10%OFF、と。スーパーもその対象店舗だ、と。
これは大きい。
スーパーマーケット発行のクレジットカード(以下、スーパーのクレカと呼ぶ)は、ポイント2倍。
迷わず金額10%引きを選びたい。
でも、スーパーのクレカがスーパーのポイントカードにもなっている。
しかし、クレカとして使わない限りはポイントカードとして使えないのだ。
このスーパーではたびたびビルのクレカ特典をつけるので、私はその期間用に、クレジットカード連動となっていないポイントカードも作りその期間だけ持参している。
が、今回は、来店して初めて知ったので仕方ない。
買い物ポイントは捨てることとした。
買い物が終わってレジに並ぶ。
レジには「ビルのクレカ特典」の表示がない。
本当に10%引きになるのか不安になってくる。
レジのお姉さんが「ポイントカードはありますか?」と聞くので、
「ありますけど、今日はビルのクレカで10%引き、ですよね?」と質問に便乗して確認する。
「はい」(よかった。間違ってない・・)
「ポイントカードをどうぞ」
「スーパーのクレカと一緒になっているので、支払いが別カードだとだめですよね?」
「そんなことはないです。ポイントはつきます」
「別クレジットカードでの支払いですよ?」
「・・・」
めんどうなことになりそうなので、ポイントは捨てる。
お姉さんが困るのもかわいそうだし、次のレジ待ち客もいるし。
でも実際はどうだったんだろう。
別クレジットカード払いでも、スーパーのクレカにポイントをためられるように改善が図られたのだろうか?
それとも、お姉さんの勘違いだろうか?
捨てずによいものを捨てたのか、それともお姉さんを救うことができたのか?
もらえるポイントなのだから、店員さんがいったのだから、と次のレジ待ち客を待たせるようなことは本意ではない。
でも、やや少し、なんだかなぁ、という気持ちが残る。
レジの担当者に対してではない。
特典をつけるにして、その運用を明示しないスーパーに対して、である。
ビルのクレカの特典表示も、「たまたま見た人用」の域を脱しない。
どういうカードの出し方(クレカ&ポイントカード)が個々の客にとって最適かもわからない。
いま、他のクレカで払ったときのポイントがどう扱われるかもわからない。
まあ、私自身はポイントをさほど重視していないのでいいっちゃあ、いいんですがねぇ。
企業は、だいぶ勢い込んで「ポイント」を「戦略」的に使ってるんだと思うけど、
この企業「ダメ」なんじゃないの?と思わせるような運用になってしまってるんじゃないかなぁ、と思う次第。