ひかり電話にポートという考え方がある。
ポート=回線、というか。物理的に1本、といったイメージ。
そのポートには1本の電話機用のコードが刺さるので、基本1台。
ひかり電話ルータでは、1つのポートにいくつもの電話番号を付けられる。
①電話の着信音を変えることで、異なる番号への着信だとわかるようにしたり、
②コードレスホンなど何台かの子機を使い、機器ごとに着信電話番号を変えたり、
(機器がわに「モデムダイヤルイン」という機能が必要)
できる。
たとえばFAXと電話を使いたい場合。
②を使うことができる。
コードレスホンが子機になったFAXでは、同じ番号で両方使うのが一般的(家庭用って感じですね)でした。
でも、FAXがあまり使われなくなるとFAX番号と電話番号は別だったのを集約したい、なんて気持ちにもなるのでは。
FAXがモデムダイヤルイン対応なら、できます。
そのように設定して、FAX番号ならFAXが受信し、電話番号なら電話機が鳴るように。
ただし、考慮すべき問題がいくつか。
●発信する場合、相手に表示される番号の設定は単一なのでどうするか。
電話番号にしておくのが一般的かなぁ。
どちらかが違った番号で表示されてしまうことになる。
その表示電話番号にかけ直されてくる可能性を考えて、どちらがいいか決めることになる。
FAX番号に電話してしまう相手がいても、大丈夫か?
電話番号にFAXしてくる相手がいても大丈夫か?
間違った番号発信しないように、番号非通知になるように「184」を頭につけるか。
●ひかり電話ルータならできる内線転送ができるか。
FAX機を通じて、接続電話を呼び出してくれるか。
これは、実地に検証するしかない。
●ナンバーディスプレイをどうするか。
FAXのナンバーディスプレイは非表示にしたい、ということが多い。
設定をどうするか。電話も非表示でいいか。もしくはどっちも表示でいいか。
それぞれ別にできるか。できるFAXもありました。FAXのトリセツを確認!です。