人間はメディアとしてハイパーリンクだが、オンラインでのしくみがのっぺらぼうだと機能できずに「出社対面の方がいいね」になってしまいがちな件

報告やら発注やらする際に、どんどん質問が枝分かれしていくことってありますよね。

 

仕事の日報や投入様式なんてのもこれ。

あんまりだらだらと長いといいかげんに入力されちゃうから、適切な量に留めたりするわけですが、そばに報告者やら発注者がいる場合は、「これの中身は?」とか「詳細があるでしょ」とか一言聞けば本当に必要な情報も即手に入る。解決。

これが人間自体が「ハイパーリンク」だと思うわけ。

 

オンラインだとそれができない。

階層を分けるなりして、必要に応じて確認できればいいのだが、たいがいすべてを網羅した長すぎる「のっぺらぼう」フォームができている。

 

「どこ入力すりゃいいんだよ」

入力すべき項目が少なすぎて、みつけらんないや。

最低限入力して、「登録」やら「保存」やらを押してみる。

進めればラッキー。進めなくても何らかのエラーメッセージが出れば入力しなければならないのが何なのかメッセージが教えてくれる場合が多い。

 

そもそも「のっぺらぼう」でなく、直感的にわかり、一つの選択が次の選択肢を展開していくようなリンクをたどれるようなオンラインのしくみがつくれればよいのだが、それができないがゆえに、人間ハイパーリンクに頼りたくなって「出社対面がいいね」の長例なってきているのではないか。

 

オンラインのしくみは、もっと練りこんだらよいのに。

しくみの悪さはオンラインの弱点ではない。