公衆トイレのデザインとは? ~「流す」がわかるデザインを

最近の公衆トイレは明るくてキレイなところが多い。

でも。

最も大切な「流す」ための動作が不明なところが多い。

ボタンだったりレバーだったり千差万別なのだけれども、その操作スイッチがわからないのだ。

 

時々、あらかじめ内部をチェックした先客に、

「流し方がわかりますか?」と聞かれることがある。

きっと以前にも困った経験があり、用を足す前に「流し方」を確認する習慣がついたのだろう。

 

建物・施設側も、ご丁寧にテプラで作った「流す」シールが貼ってみたり、張り紙がしたりするのだが、このこと(導入者や利用者が戸惑っている状況について)メーカーはどのような考えでいるのだろうか?

 

住宅用と同じものを使っているのだろうか?

公衆用、と考えているなら、

●あらかじめ表示がされている製品を作る

●表示用追加部材を作り必要に応じて利用してもらう

かしてもらいたい。

 

そうすれば、無用な混乱はさけられる、と思う。

見た目のすてきなデザイン、よりは「わかるデザイン」を公衆トイレは求められている。