「休業支援金」に見る この制度で目的を達することはできるのか?の視点

休業支援金。

良い制度だと思った。

 

新型コロナウイルス対策として、会社側から休業を命じられたにも関わらず、賃金・休業手当を受け取れていない人を対象にした政府の支援金制度」という理解。

 

目的はよい。

でも、

運用上では問題を発生させているのだ。

各方面からの指摘によって、改善されている様子もみえ、期待が持てる。

声を上げることには意味がある。

世の中に、どんなほころびを内蔵させているのか、確認する機会にもなっている。

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見えてきた問題としては

●申請には事業主の協力が必要であり、それがそもそものハードルになる場合があること。

これは、想定されるよね。そもそもおかしいと思う。

 

●大企業関連の職場だとNG

  →対象は中小企業

   これも見直しの気運在り

  休業支援、大企業対象へ|【西日本新聞ニュース】 (nishinippon.co.jp)

●アルバイトやシフト勤務のように固定的勤務日がない場合

  →令和3年1月28日  

   指摘が相次いだためか、下記のようなアピールが始まった。

   『新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金』は
    シフト制の方や短時間休業なども対象となります!

   000729467.pdf (mhlw.go.jp)

 

広く、休業支援を行う、という目的に向け、声が上がり、修正がある。

というのはいいことだと思う。