「正しさの競争」ではなく「異なる意見の提示」ではダメか?

どっちが正しい?の勝負。

正しさの主張し合い。

不毛。ワクワクしない。

いろんな場面でそういうことはある。

言いっぱなし。何かを受け入れる柔らかさを見せない。

自らは変わろうとしていない(ようにみえる)。

 

「表現の不自由展・その後」について寄せられる意見を電話で受ける「Jアートコールセンター」を設置した話を演出家の高山明さんが語っている(朝日20220501㉓)

 

以下、引用。

「電話線を通じ、電話をかけてきてくれる人との間に、文字通り回線がつながった感じがありました」

「不自由展の開催者側、抗議する側の双方が「自分の方が正しい」と競い合うことに息苦しさを感じていました。」

「「説得」は「自分が正しい」ということが前提のコミュニケーション。対等ではなく、お互いマウントを取ろうとする。途中から自分も相手も声を上げ、それを両者の間に置くだけでいいじゃないかと思うようになりました」

「インターネットは開いているようで、どんどん閉じていくものだと思います。SNSは会う程度選別された相手と社会を作るので、似た者同士になりやすい」