「同意」の中身はブラックボックスか?

ブラックボックスのいろいろ。

 

スマホの設定。

いろんな「同意」を求められるが、求められている内容が理解できている人は何%?

利用している中でも、いろいろポップアップしてくるが、まず「わからん」。

●某N生命で契約書を事前に見せてといっても、「ページ数が多いのでコピーとれない。契約するときに会議室で時間をとってあげるから見て」といわれたケース。

●マンションの規約が管理人室にしまってある1部のみで見られない!という新聞投書。

 

こんなわけわからないことでいいのか?

許諾を求めてくる企業など側に「提示された側はこれではわからない。わからないのはこちらの責任ではない。わかるようにする努力をしろ」という圧をかけるべきではないか?と

 

 

携帯電話ショップにいっても設定はDIY?

ガラケーからスマホに変えるためにショップに行った知人が、設定を自分でやってくれと言われたけれども、いろいろ言って、店員さんに無理やりやってもらったのだという。いや、全部指示してもらったっていったんだっけ・・・。

とにかく、「そこは「同意」でOKです、とかいってもらいながら・・」設定を進めたらしい。

そのあとで、電話帳のデータを移したいといったら、あちらの機械でと言われ、これまたムリムリに店員さんにやってもらったという。

 

●店員さんの事情もわかるが

(データが消えたり、思った通りでなかったり、アプリ会社にデータ提供するなんて同意していないなんて言われたりしそうだからね)

●実際、何をどうしていいのかわからない

(わかりづらい、ですらなく、わからない場合が多いと思う)

●オシの強い人でなければ、実際どうやって「使える」ようになるのだろう・・・

(結局、あなたの代行でやっているんですよ、のテイで、各種許諾内容もブラックボックスのまま「同意」の場合が多いんだろうなぁと思う)

 

工夫あるパッケージ「リプトン」「のりたま」 機能的かつムダがない

パッケージデザインの工夫の数々におどろかされる。

スーパーマーケットやら地方のおみやげやら。

 

目を引くデザインであっても、内容物に比して過剰であったり、素材にムダが多かったりという例も少なくない。

 

そんな中、リプトンイエローラベルのパッケージは、工夫が光るなぁと思い続けてきた。

紙?で簡易な枠を作り、ビニールパッケージを箱型に支える。

ビニールなので、色も柄もステキに発色している。

ジッパー付きで密閉?できる。

中のティバッグは、むき出しでも衛生的なイメージ。

捨てるときには、ビニール袋と紙に分かれて、コンパクト。

ティバッグはピラミッド型で、それも工夫がある。

 

最近では、のりたま他5種のふりかけパック。

パッケージの上部をきれいに切り取ることができて、パッケージが容器に変わる。

 

売店頭での形といい、家に持ち帰っての形といい、捨てるときの形といい、無駄がなくって機能的。

 

 

 

 

テレワーク システム担当の皆さん!  シロウト従業員に設定を任せるときに・・・

テレワーク。機器の設定はシロウトにはハードルが高い。

システム担当の皆さんも、たぶんシロウトにやらせたくはないと思う。

苦労するのは、お互い様だし。

・・・いや、システム担当の皆さんの苦労の方が大きいだろう。

 

クラウドクラウドとあれだけいっているんだもの。

設定だってクラウド側でできるんじゃない?

それをなぜやらないのか?

 

①本当にクラウドではできない

②従業員教育の一環だとおもってあえてユーザーにさせている

③費用がかかるからユーザーにさせている

 

いったいどうしてだろう?

でも全体像のことなんてどうだっていい。

ユーザーは、ちゃんと「要求された通りの設定」を「速やか」に終えて、自分の仕事にもどれりゃいいんです。

 

でも、設定のお願いには、ユーザーにはどうでもいい情報・・・ex。①何のために変更するのか、②設定の概要、③各種OSに対応した設定方法などがクドクドと書かれたファイルが3~4種類送りつけられる場合が多いようだ。

 

①の設定変更の目的なんて1行でいい。

セキュリティ向上のためとか、作業効率向上のためとか、●●システム連動のためとか。

②は不要。

 

③では、本当に、当該ユーザーが行わねばならない具体的な情報だけを見せて欲しい。1つのOSだけのファイルにしてください。こここそ、OSなど毎に3~10種あってもいいのだ。必要な1種しか開かなくていいようにしてほしい。

必要な個所を確認しながら読み進めるマニュアルなんて、非効率。

なんで、各種OSを1ファイルにまとめたがるか、がわからない。

 

これで作業効率、爆上がりだ。

 

しかも、最近ではマニュアルと画面遷移が違う場合も多く、現場は混乱している。

スマホの設定なんて場合は大混乱だ。

「ここでパスワードを求められると書いてあるけど、聞かれないよ」など。

これがOSのせいなのか、機種のせいなのか、それとも設定状況が違うせいなのか。

シロウト同士が情報交換しながら、素人ながらに進めていくことになる。

あまり好ましい状況ではない。

 

クラウドサービス提供会社やスマホ提供会社にアウトソーシングするなり、

シロウト数人を捕まえてどこで引っかかるのかを確認しながらマニュアルを作ることをお勧めする。

 

そして、設定依頼時に提供されることの少ない情報。

わからない時の「サポート連絡先」。

提供したくないとは思いますが、一番重要な情報だと思います。

 

 

成果主義の問題点 

成果主義は、成果によって評価を決め、給与や昇格などを行う人事方針。

1990年代から導入が進み、年功序列から移行した企業が多かった。

 

成果目標管理が難しい、職場環境が悪化する(競争相手である同僚と協力できない!)などの問題点が指摘されるが、もっと根深い問題があるように思う。

 

管理以前に「何をもって成果とするのか」がリアルかつ本質的に精査されているかが問題だ。

「その成果は測定できるのか」

「測定基準項目(数値等)は操作できないか」

「本質的に成果として認められるか」

 

現場を熟知し、

何が事業にとっての貢献であるのか、

見かけ上の数あわせになっていないか、

真に価値を創出している活動であるのか、

が見抜けないと「成果指標」など作れないと思うのだ。

 

現場と管理部門の距離が遠い企業、一度決めた指標を気軽に変更できない企業には、無理な人事評価のしくみではないかと思う。

要領のよい人間に高給と地位を与えることとなるだろう。

 

アンチ成果主義の未来工業の山田社長の言葉が本質をついていると思う。

「評価の基準もあいまいなのに、成果主義などを入れても社員のやる気は上がりません。うちの会社は、評価をしない『年功序列』。」

「人が人を査定すると必ず不満が出るし、働く側にとっても結果を求め続けられるのは辛い。」

 

戦争体験談 ~ 個人経験に加えて、なぜ戦争に至ったのかに言及する例多し

戦争体験談。

悲惨、かわいそうな体験談だろうと先入観をもっていると覆されること少なくない。

 

ある人は「農地改革を日本が自ら行っていれば、戦争につきすすむことはなかったのではないかと思う」と語った。

 

また、ある人は自分の戦争中の体験を語った後「なんであの戦争をしなければならなかったのかを考えることが必要」と語った。

 

全く違う地域での話。

 

突き詰めて考えれば、個人体験では終わらないってことか。

 

またあるおばあさんは「こんな目にあったのに、他の人が知らないっていうのは腹立たしいから教える」というようなことを語った。

菜箸でコメを研ぐ理由 ~わかっちゃいない的外れな批判

かつて、コメを菜箸やしゃもじで研ぐなんて!という批判があった。

伸ばした爪に傷つけたくないからなんてどうかしている・・・というもの。

当時、手で研がないなんて!と私も思った。

 

そして月日は流れ、今。

私も菜箸でコメを研ぐ。

 

かつても今も爪は短いし、手入れもしないので、爪やマニキュア、つけづめを守りたいわけではない。

では、なぜか。

 

加齢でしょうか?

手があれるのでハンドクリームを塗るのです。

夜の洗い物を済ませ(その中には皿だけではなく炊飯器中釜も)、しばらくして明日の朝のためのコメを研ぐ。

その中間タイムのためにハンドクリームを塗る。

水仕事を終えたら、即塗る。

塗らないと指先が乾燥して気持ち悪い。

 

さて、コメを研ごうとすると、塗ったばかりのハンドクリームが気になる。

そのままコメを研げば、ハンドクリームが溶け出す。

手を洗えばまた塗り直しだ。

きょうび、ごしごしコメを研ぐわけでもないのだから、菜箸なりしゃもじでかき回して軽くぬかを落とせばいいではないか。

 

あれっ?

とすると、かつて批判された中には、わたしと同じような理由の人もいたのでは?

爪を守るため、はまことしやかであったが、すべてではなかったのでは。