大企業、働く環境を悪化させる「習慣」の見直しに労働組合が動いては??

働き手は、働くのがイヤなわけではないと思う。

理不尽とか不合理な働き方はイヤだ、といっている場合が多い。

 

で、最近オフィスワーカー、セールスワーカーのみなさんからよく聞くのが

●直接自分に関係ないメールが大量に入ってきて、自分の業務に必要なメールが埋もれる

●複雑になった事業・商品。それに関連する情報が膨大に提供され、見なければ自己責任、のようないいかたされるが、目を通す時間がない。

●業務関連に必要な時間も足らないのに、経営&総務&人事などから、やれイーラーニングだ、トップメッセージの動画を見ろ、アンケートに回答しろなどと要求される。

いつやれというのか?

 

といったもの。

個々の担当業務だけ見ていても解決されない、問題提起すらされない問題。

おそらく、困っているオフィスワーカー、セールスワーカーからの提起は、その上長に向けてなされていると思うのだが、他の担当におよぶ問題には「相手の仕事を非難するみたいでいやだなぁ」「自分の担当の業務に精通できていないから、反論されたら言い返せない」などのヘタレ上司が多いのではないか。

 

これらの問題こそ、実は労働環境を悪化させているのだ。

最前線ワーカーの声を拾って、変革を。

働く環境を切り開く。

これぞ「労働組合」に望まれる役割ではないだろうか?

 

賃金アップだけが、労働組合の役割ではない!!

 

 

 

VIEWカードはオートチャージ機能への注目度を低く見積もってはないか?

VIEWカードを作った。

その際、申込書記入で間違えました。

 

●スイカ機能や定期券機能のつけますか?という項目がある

→スイカも定期券もクレジットカードとセットにしたくなかったので、

 不要としました。

 *カード切替時に使えないタイミングが出た、という話を聞いたことがあったので

 

●そのあとにオートチャージ機能をつけますか?という項目もある。

→これこそがVIEWカードを使いたい、最大にして唯一のポイントなので、勢い込んで●をつけました。

 

申込書を送ってしばらくして、問い合わせの電話が入りました。

 

「スイカや定期券の機能をつけないのにオートチャージ機能に〇がついています。」

「はい、利用希望です」

「スイカや定期券の機能をつけないと、オートチャージ機能はつけられません」

「?」

オートチャージVIEWカードがないとつけられないんですよね」

なんどかやりとりしてわかったことは・・・

 

カード申込書で意味するところは・・・

クレジットカードにスイカや定期券の機能追加を申し込んだ場合は、そこにオートチャージの機能も設定して送ってくるよ、ということだという。

 

もちろん、スイカや定期券の機能なしのVIEWカードを使って、スイカ(記名式)にオートチャージを設定することはできるのだが、その設定は自分で行ってね、という意味なのだという。

 

ちょっと申込書を見ただけではわからなかったなぁ。

よく見ると、スイカ機能、定期券機能から→が伸びて、オートチャージ機能につながっている。

選んでいない人には聞いていない「オートチャージ機能」だったんだな。

 

申込希望者はつい注目のあまり選んでしまいがちですけどね。

キャッシュレスだと仕入れに困るって!

近所の八百屋さんと話す。

「現金使うと、あっという間に財布が空に・・・」

「現金だとありがたいよ。ペイペイいれたとこが、大変だって」

「どして?」

仕入れは現金だからさ。ペイペイだって入金までに時差があるでしょ」

「うちはもうややこしいのはごめんだからいれてないけどね」

 

なるほどね。

 

導入機器やら手数料やらだけではない。

資金繰りのタームが変わるんだな。

こんなところに原爆が?(25) ~高畑勲と原爆の図 

スタジオジブリの大看板だった高畑勲氏。

火垂るの墓」の監督であり、絵巻物など古今の絵画表現に精通されていたことを考えれば・・・つまり、戦争に対して、表現に対して、深いお考えのある方であることを考えれば、「丸木位里・俊の連作「原爆の図」」にどのような見方をされていたのか、

知りたくなるのは当然であった。

 

そこを丸木美術館の学芸員さんがきいてくださっていた。

 

高校生の時に、地元岡山に巡回してきた「原爆の図」を見て、

「衝撃のあまり広島で一体何が起きたのか理解できず、理解できないことがさらに恐怖を呼び起こし、以来、「原爆の図」を避けてきたという。」

そのため

「「原爆の図」に後ろめたい感情を持っているので、うろたえて返事ができなかった、とメールをいただいた。」

 

重ねて依頼の手紙を書いてのお返事であったという。

 

それでも、この機に勇を鼓して対面し、あらためて考えてみたい、と記されていた。」

 「高畑さんは昨年(2017年)9月、ふらりと原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)に来館された。64年ぶりに絵と再会し、「当時、私は原爆被害の実相を知りたかった。しかし、今思うと『原爆の図』は、その実相を描いていないように思います」と語った。細部まで丁寧に目を向け、幾度か「うまい」とつぶやき、しかし、「これは現実を描いているとは思えない」とも言われた。「被爆市民の描いた絵の方が、現実を伝えているのではないですか」

翌10月、アーサービナードさんとの対談で)

ゴヤ藤田嗣治ら戦争の絵の歴史を紹介し、「原爆の図」を読み解く一つの手掛かりを示された。「この絵は、西洋の節度を学んだ画家が、客観的な視点で美を追求している。感情に流されるような見え透いたシーンを抑制して、張りつめた一つの塊として、観(み)る側に訴えようとしたのだと思います」。現実を伝えることと、芸術表現は違う。「ふたりは本当の絵を描きたかったのです」

 後日、「言うべきことが言えていない。しかしそれはこちらのせいだ。考えは深めたい」と短いメールが届いた。」

という。

ぜひ、聞いてみたかった。

いや、それぞれが想像しながら、連作に向かいあってみるべきなのかもしれない。

 

中国新聞 2018.6.17「寄稿 高畑勲さんと「原爆の図」 岡村幸宣」

www.hiroshimapeacemedia.jp

こんなところに原爆が?(24) ~渡辺えりさん「母のリクエスト旅行で背負った荷物」原爆資料館/広島平和記念資料館

2023年1月10日徹子の部屋

お母さまが78才で初めてえりさんにお願いをした。

「旅行に連れて行ってくれ」

認知症になりそうだからとこれまでなにかを要求することのなかった人のお願い。

日光東照宮出雲大社伊勢神宮と広島の原爆資料館に連れて行ってくれ」と。

 

時間を割いて、強行軍で達成したそうです。
お母さまは、旅行のアルバムを認知症になるまで毎日見ていたということです。

 

その旅行の様子を、えりさんはこのように語っておられました。

 

原爆資料館にいったときに、
これはすごい。全部見て記憶するんだと(私は)一生懸命見た。
出てきて振り返ってみたら(母たちが)いないんですよ。


平和公園の噴水のところに座ってうなだれている。
かあちゃんこのヒロシマ原爆資料館に来たいっていうから、飛行機で来たんじゃないか」と怒鳴ったんですよ。

そうしたら
「あんまりにも気の毒で見ていられなかった」
5分ぐらいで出てきちゃったらしいんですよ。
それぐらい戦争体験者ですら、だからこそいろんな想像をしたんでしょうけど。
その思いもふくめて2人の荷物を背負って平和を伝えなきゃだめだなと決意した瞬間でした。
両親のおかげで歴史を勉強しているところです。
いろんなことがわかって。

 

フードバンク、フードドライブ同様、衣服、文房具などのバンク、ドライブも地域にあってもいいでしょう

お下がり先がないこども衣類、文具。

欲しい人とのマッチングの機会を求めて、ネットフリマなどを使ったこともある。

が、手間がかかる。

別に必要とするところに行ってくれれば値付け不要。

 

フードバンク、フードドライブみたいに、提供物品と欲しい人を結び付けられればいいのに。

 

衣類などは、自治体で資源回収もあるが、まだまだ新品に近いものも少なくない。

目利きを入れて、これもバンク、ドライブにいれたら有効活用できるのではないか。

働く環境を悪くする 「動画」「コンプライアンス」

「動画」も「コンプライアンス」も、本当はよいものだと思う。

でも使い方を間違うと・・だよなぁ。

 

大きい企業にお勤めの方が何人か集まると

いそがしいのにオンライン研修として

ムダに長い「動画」視聴を強要される。

コンプライアンス」的なイーラーニングを強要される。

ぜんぜん「いい」と思えねぇ。

というような話をしているって。

 

確かに、動画ならではの良さ、

【一目でわかる】【感性に訴えかける】

といった要素とは縁遠そうな組織であり内容だもんね。

 

紙で配られる内容なら

さっとみておいとく、捨てる、も自由だが

動画では、せいぜいが倍速でみても何分間か、ひどいと何十分か費やされる。

 

その上、見たか見ないか、見ずに終了したか、までログが残るってんだから始末に困る。

 

おそらく【動画】のメリットは活かされない。

ざんねん。