これまで何度も登録を勧められたことがあるアパレルメーカーの 会員カード。
それなりの金額を使ったときにポイント還元があるからといわれ、気持ちは動くが、めんどくささと個人データ登録にともなううさんくささとから先延ばしにしてきた。
そのたびにもったいないという気持ちから、かえってそのブランドから遠ざかったりしたこともある。
別ブランドの店で買い物をした今回。
ついに6年越しくらいで初めて登録。
この差はなんだ。
買い物が終わると、カードはお持ちか?と聞かれ、見覚えのあるカードを提示された。
またか、とうんざりしながらも、「そのカードは何度も勧められているけれども、登録していない」というと、
期間内に登録してくれれば還元ありますからと新カードをくれた。
これまでと違うのは、手書きの手順書をくれたところ。
書いてある内容はおそらく印刷物と同じなのだが、
●手書きで「会員登録は簡単です」と書いてあるところ
●必要な手順が肉声で説明するがごとく、注意ポイントや間違えやすそうなポイントに限定してアドバイス、といった体
●加えて、 ショップ選択で自店を選んでくださいという少々営業がかったところも妙に愛嬌があって逆に好感の持てる 点
●その紙に、レシートを貼ってくれたので、すぐに捨てることもなく、つい二度見する(検討する)
なかなかうまいしかけなのだ。
知らない「会社」に個人情報を預ける気にならないが、顔のみえる商売熱心なこんな店員さんのいる会社ならいいかな、と思ってしまったので、
ついに6年越しくらいで初めて登録。
登録を完了すると各店のスタイリングなども 掲示されて楽しい。
オンラインで離れた各店の、各ブランドの個性を改めて知る。
オンラインのオンラインらしからぬようなオンラインらしいような働き。
オンラインで買ったものを各店舗で受け取れたら。
または同一メーカーの商品を別ブランドの店舗で受け取って、そのアイテムに合わせて使えるアイテムなど提案してもらったら嬉しいかも。
ブランドをまたいでのコラボも生まれるオンライン&オフライン融合。
店員さん、店の個性をうまく混ぜ合わせることができるのでは。