「IP電話」と「IP電話機、IP端末」 は 違う ~ややこしや

IP電話」とは

インターネットプロトコルによる電話サービス。

050の番号で始まるもの、ひかり電話など03等の番号で始まるものもIP電話と理解している。

 

が、これは広義のIP電話なのだろう。

IP電話ひかり電話は違う。と言い切る説もある。

 

が、NTT東日本のホームページでも「ひかり電話(光IP電話)」とあり、ただのIP電話ではないけれども、IP電話には違いない、といったところだろうか。03など旧来の電話サービス同様の番号帯を名乗れるのは通信品質の規定レベルを超えなければならないという。

 

で、このひかり電話の説明書を見ると、一般的な電話機のほかに、「IP端末」を接続することができるのだそうだ。

・・・「電話機ポートに接続された電話機、ひかり電話用無線IP端末等、LANポートに接続されたIP端末等を呼び出して、通話することができます。」・・・

 

 

で。

「IP端末」ってなんだ?

情報が断片的過ぎてわからないが、光通信に変換されてやってきた「電話の通話データ」を

①一般電話機用に変換するのが「電話機ポート用」出力だとすると、

②IP(インターネットプロトコル)データのまま、「LANポート用」に出力

③IP(インターネットプロトコル)データのまま、「無線用」に出力

②、③に対応できる端末が「IP端末」らしい。

 

かつて、NTT東日本自体が「ひかりパーソナルフォン」なる機器を売っていて「コードレスのIP電話機」といっていたようだ。

www.ntt-east.co.jp

 

IP電話機があれば、ひかり電話ルーターに一般電話機2台のみならず追加のIP端末をつないで利用することができる。

 

しかし、今それが欲しいと思って探すと、NTT東日本では売っていない。

「IP端末」「IP電話機」で検索すると、普通のコードレスホンが出てきたり、電話サービスの方の「IP電話」が出てきたり、ビジネスホン的な電話機が出てきたり。

ひかり電話で使える「IP電話機」が出てこないのだ。

 

そもそも、「ひかり電話」は「(狭義の)IP電話」ではない、的な風潮の中で、

「IP端末」「IP電話機」をつなぐことができる。というのはすでにややこしい話。

加えて、その「IP電話機」はいったいどこにあるのか?どのように入手できるのだろうか、がわかりにくいというのも、重ねてややこしい話。

 

本当は「わかる」ように説明できていれば、もっと普及していたような気もする。

「わからない」ためにマーケットを作れなかったのではないか。

いや、そうに違いない。

 

 

追記:探しに探して、「これがIP端末、しかも不要な機能がないものかもしれない」と思えるものに到達。不要な機能もなさそうだし。

ただ、説明書きが難しい。直接問い合わせてみるか・・・。

 

grandstream.jp

 

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