外出先の休憩スポット ~平河町森タワーの緑地帯がいい ~永田町・半蔵門

永田町から首都高速4号線沿いに皇居・最高裁判所方面に向かう。

首都高が湾曲するところで森タワーの緑地帯階段を下りる。

もみじが美しい。秋の紅葉、春夏のみどりも素晴らしいと思う。

その階段や下りきったところにベンチが多数ある。

 

オフィス街ではないが、休憩や簡単なワークスポットとして使えると思います。

 

木陰にならないかも?のベンチもあるので、ぜひ、エリア緑化をお願いしたい。

 

電話deらくらく購入窓口 が あまり「らくらく」ではない模様・・・(1)

 実家の母の「らくらくホン」が壊れたので、新しくしようとネットで申し込みをした。

ちょうど契約の端境で自動で付与されることになる「割引サービス」の予約が入っているため、申し込みできません と出る。

自ら申し込んだわけでないのになぁ、と困っていると、実家にDMが届いたという。

 

「電話deらくらく購入窓口」で新しい「らくらくホン」が買えるというDM。

しかもネットでは、dポイントで戻ってくる金額が、あらかじめ減額されている模様。

いいね!! いいね!!

 

即電話。
ごく普通のコールセンター対応にも見えるが、いくつか特徴的なポイントがある。

●つなげるまでの能書きが長いわりに、最終的には、理由もいわず「つなげない」と宣言して切断する。バランスの悪さが感じられる。


・多くのコールセンターでは「ただいま大変混みあっております」「時間をおいておかけ直しください」とか状況を説明するのだが。理由が真実かは別として、切断することに対して言い訳したいという姿勢が好ましい。

(かけなおすとまた同じ能書きを聞かされるんだぜ。言い訳くらいしてほしいものだ)


・強制切断するならば、前段を省いて「窓口でございます。」に続けて、即、「大変申し訳ございませんが、切断」の方が、良いのではないかと思う。
「大変混みあっています」などの理由は加えた方が、良いと思うが。

------(具体的にはこんな流れでした)--------------


「電話deらくらく購入窓口窓口でございます。

 音声に従ってご希望の番号をお選びください。
 購入をご希望の方は1、購入のご相談は2、お申込み書類についてのお問合せは3、・・・・」

番号を押す。

「応対品質向上のためお客様との通話内容を録音しておりますので、あらかじめご了承ください。」

・・間・・

「大変申し訳ありません。ただいま電話をおつなぎすることはできません。」

プープー
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何度もかけて、何度も切断される。

・・・「通話内容録音の了承」まで取り付けながら、通話すらさせない。

    どうもちぐはぐな印象を受けざるを得ない。
15回ほどかけ、やっとつながる。

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「DMをいただいたのですが、」

「DMに電話番号が書いてあったと思うのですが」

  えっ?

「こちらの窓口の電話番号、0120の続きは何番にかけていただいたのでしょうか?」 

  こちらが何番にかけたのかわからないんだね。

  DMにある電話番号を答える。

「ご希望の機種は?」

  機種を答える。

「オンラインショップ、ドコモショップと在庫管理が別となっているのですが、おかけいただいたときに在庫があれば契約に進めることになるのですが、現在、在庫がない状態です。」

「窓口が混みあっておりますので、折り返し18日以降のご連絡になります。その時に在庫があればご契約が可能でございます」
「18日午後以降で、ご都合のわるい時間帯ありますか?」

  ↓

「仕事をしているので、夜お願いしたい」
「夜といいますと?」
「(電話受付時間が20時までなので)19時ころでしたら確実です。」
「契約となりますと、その時間帯では承ることができないのです。午後の都合の悪い時間をお知らせ下さい」
「仕事していると、どの時間帯と特定することは難しいのですが、午後以降でこちらから電話するのではダメですか?」
「担当があいていない可能性が高いので・・・」
「では出ることができたら出るということになりますが、よろしくお願いします」

  ↓
「在庫がなければ、不要ということでよろしいでしょうか?」
「在庫がなければ電話がかかってこないとうことですか?」
「いえいえ。在庫がなければご契約はなさらないということでよろしいですか?」

「はい」

  ↓

契約者の名前、電話番号などを聞かれる。
契約者は母だが、内容は私がお話しする旨伝える。
「ご契約者と直接お話しする必要があります。
お母さまから娘様に一任しますとの承諾をいただいてから、娘様にお話しさせていただきます。重要事項はおふたりに聞いてもらう必要があります」とのこと。

それは、もっともなことだと思う。

 

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18日。
17時近くなって電話がかかる。


母に電話を代わってくれ、とのこと。

・・・いやいや。会社員が職場に出勤しているのですから。

   母とは一緒にいませんよ。それとも昨今の在宅勤務を意識しましたか??
「今いっしょにはいないのですが」

同じ場所にいて受けた電話を代われる状況でないと、話を進められないとのこと。
契約者に電話確認して進める、ではダメなのか?

電話番号は、オタクの契約番号なのだから。

  ↓
ダメなんだそうです。

いつなら、一緒に受けることができますか?
年末に帰省した時かな。
10日以上先になる。

気の長い話だ。

 

「同じ場所で電話を代われること」って本当に必要ですか?

それは、何の証明になるのでしょう?

母の電話番号も私の電話番号も、御社の契約で、ファミリーなんだけど。

その番号で出ている人が必ずしも、本人ではないかもしれないから?

それは一緒の場所にいて電話を代わることができても同じことでは?

 

なぞだらけ。

 

 

 

ふるさと納税 ~コロナ禍に、「地元の税」を削って「ぜいたく返礼品」を求めている場合なのか?

コロナ禍の地方を、生産者を応援。

その方向性は素晴らしい。

 

でも、コロナ禍の税収逼迫、使いみちおおありの地元の税収を削って、贅沢な返礼品を求めるのは、なんだかなぁ。

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今日2020.12.15の朝の情報番組ZIP!で、「ふるさと納税の返礼品となっているはまぐり(千葉県いすみ市)」が取り上げられた。

 

コロナ禍で飲食店需要が低迷。いつもより量を増やして返礼品にしているという。

応援したくもなるし、応援のしがいもある。

と意気に感じる。

 

でもおかしくはないか?

意気に感じるのであればなぜ直接購入ではないのか?

応援するのであれば、身銭を切って、でなく、居住地の税金を削ってその地に回すのか?

 

番組でもしきりに「寄付金」といっていたが、あれは寄付なのか?

博多和牛の返礼品。およそ1万円安い寄付金で申し込めるようにしたところ、在庫切れになるほど人気とのこと。

 

寄付なら所得控除、ではないのか?

ほぼまるまる税金でモノを購入するような制度となっているのはおかしくはないか?

 

コロナ禍であればあるほど、自分の居住地でも税金が必要で、

しかも、収入が減った人が多い中、ただでさえ税収が低くなるのだ。

 

税制に聡いお金持ちたちのぜいたく品購入に、税金が流れているように見えて仕方がないのだが。

 

 

 

 

人の手を「借りたり」「貸したり」は当たり前

「人はなぜ、食べなければならないのでしょう。

 それは、厳とした、生命の仕組みだからです。」

 

料理研究家 辰巳芳子さんの言葉です。

(「辰巳芳子の旬を味わう いのちを養う家庭料理」あとがき)

 

「家庭の台所仕事は、積んだりくずしたりの繰り返しで、どれほど愛につられても、自己を見失うような不安ともどかしさに、かられるものであります。」

「私も四十半ばまでこれを乗り越えるのは容易なことではありませんでした。」

 

手間を担う人間は「不安」「もどかしさ」を「自己を見失うほど」感じるものなのです。

 

「しかし、生命の仕組みの前には、これを受容するよりほか道のないことを悟り、今日に至りました。」

 

人が生きていくのは手がかかることなのです。

効率、では割り切れないものなのです。

 

人の手を「貸したり」「借りたり」は当たり前なのです。

それを省こうという努力は否定するものではありませんが、本質をたがえる省き方は避けるべきではないでしょうか。

 

合理的な工夫、とあるべきで。

 

●利用者が少ないから、駅は無人化。人件費がかかるから、駅は無人化。

人がいないからこそ、頼るべきは駅職員、と考えるならば、無人化はむしろ逆行。

 

●地価が高いからスペースを削って通路を狭くする。

地価の高い価値あるエリアには人も密集する。

密集するからこそ、多くの人が互いを意識してすれ違わなければならない。

速い人、遅い人。

高齢者、若い人、幼児。

荷物がある人。

・・・多様な人が通る。

対応するスペースを確保するなら、通路は広さを確保する。

たとえ街なかのマナー江戸しぐさがあったとしても一定のスペースは必要だ。

 

手間の掛け合い、が普通のことに。

効率を高める方向・手間を削ることが、人のありかたを削ることにつながっていないか。

常に心して問うていきたいところです。

 

ドコモオンラインショップの怪

以前に、ドコモショップとドコモオンラインショップでは同機種でも価格が違うということを知った。

手数料が違うとか送料がかかるならわかる。

販売経路別のキャンペーン価格というのなら理解できる。

が、商品自体の価格が違うのは驚いた。

納得がいかないような気もした。

 

オンラインショップでの購入を決めた。

が、機種変更について事前に確認したいことがホームページ上ではわからず、事前相談しようとドコモショップの来店予約をした。

 

すると、前日に電話がかかってきたので、内容について尋ねてみた。

疑問は解消。手続きはオンラインでできるというので、来店予約キャンセル。

 

その後、オンラインショップで商品を選び、電源アダプタもお勧めのものをカートに入れて、購入最終段階に入ったら・・・。

 

「割引サービスの契約もしくは予約が入っているのでオンラインでは受け付けられない」として入力内容が一気に消えてしまった。

 

なんということか。

ショップからの電話ですっかり安心していたが、こんなことになるなんて。

該当の割引サービスを一時的に解約すればいいのか?

解約により違約金対象にならないか?

クリックして警告が出れば助かるが、警告ないまま違約金ということにはならないか?

 

もう一度、実店舗の来店予約をしてみた。

契約変更などにどんな落とし穴があるか、わからない。

 

よく話を聞いたうえでオンラインで申し込むことにしよう。

 

人の手間を減らすためのオンライン誘導だと思うが、かえって手間が増えることもあるのではないか。

ドコモ側もだが、客側の手間も甚だしい。

街なかの道、店の通路は狭すぎないか?

高齢者や子供連れ、車いすやベビーカー。

速度が違ったり通行幅を必要とするツールが増えている割に、街なかの通路が狭いと思う。

 

すれ違いができない、追い越しができない。

高齢者や子供連れのせいではないのに、イライラする人を見かけるたびに、いやな気分になっていた。

その人が悪いのだと。

 

でも、その人も急ぐ事情があるのかもしれない。

そもそも、これだけ人がひしめき合って生活しているにしては道路・通路自体の幅が狭いのではないか?

 

根本を見直した方がいいのかもしれない。

 

雨はけっして公平とはいえぬ。もともとが不公平な世の中の上に降るからだ。 ~老舎とコロナ禍

 

医療崩壊寸前で奮闘する人、雇い止めや来客の低下(どころか不在)と直撃を受ける人。

さほど影響を受けていない人や、国の施策GoToキャンペーンでおトクな目を見る人もいる。

 

真に困っている人がいるのに、GoToキャンペーンや地方の交付金、各種助成には真に必要なものか疑われるものも散見される。

 

新型コロナウイルスは、皆に同様に襲い掛かっているのではあるが、

各人の環境の違いが鮮明に出てきている。

 

思い出されるのが、中国の老舎の名作「駱駝の祥子」の中の一節。

 

 

 車持ちの車夫を目指す祥子が雨に打たれ悲劇に向かう。

 

考えてみれば、コロナウイルスもそう。

禍の影響の受け方が違う。保護のされ方も違う。