「育休中だとローンの審査が厳しくなるケースがあります」 銀行の世界観に疑問

「育休中だとローンの審査が厳しくなるケースがあります」とマンション仲介業者から伝えられた経験が新聞投稿にあった。(20210313朝日投書欄)

 

不測の事態が起こるかもしれない。これは育休でなくっても。

 

仕事より家庭を優先する人物とみなされて昇給が期待しにくい、もしくは継続勤務意欲に欠けるかも、等と思われるのだろうか。昔風の企業イメージだ。

銀行自体が昔風なのかもしれないし、銀行が描いている雇用主企業イメージが昔風なのかもしれない。銀行自体か銀行の描く社会像が昔風なら、それを変えなければ未来はない。

 

産休育休取得者支援の特例プランを設ける銀行も、武蔵野銀行などがある。

まだ一般的ではないのかもしれないけれども、このような取り組みを応援して一般化していきたいものだと思う。

銀行、世の中の世界観を更新するためにも。

 

朝日20210312 27面にも「住宅ローン育休中は組めない?」の記事あり

総額表示義務 販売期間が長いものは「本体価格+税」でもいいんじゃない?

消費税込みの料金表示をして消費者保護しようね、って主旨はいいと思う。

生鮮食料品を買って、会計するとき、「えっ?こんなに高い!」「そうだ1割マシだもんね」なんて経験はよくあること。

 

でも。

本についている価格が、「600円+税」でも、別に困らないけどな。

「1380円+税」だと1500円くらいだなと概算はできるし。

出版社はそのために回収したり、シール貼ったりしなければならず、倒産しちゃうかもなんてところもあるのだとしたら、かえって世の中の不利益な気もするが・・・。

 

これから税込み表示にすれば、・・・と書き始めて思う。

 

いま10%乗せのシール貼って、しばらくして税率変わるかもしれないなら、また面倒じゃない。

販売までの期間が長い商品は、いいんんじゃないかな、「本体価格+税」表示で。

 

それで誰が不利益を被るのか?

誤認購買しないんんじゃないかなぁ。

私は、困らないけどな。

消費者の皆さん、どうですか?

 

行政、金融、保険、通信  この情報のわかりにくさはどこから生まれるのか?

メーカーのパッケージのかゆいところに手が届く配慮になれている。

 

焼肉のたれのガラス瓶。注ぎ口のプラスチックをゴミ分別のためにはずす。それを簡単にすべくプラスチック片には隠れ切り込みがついている。ガラス瓶に巻かれたカバーにはその外し方の端的な説明も。

 

ティッシュボックスも解体する時用に隠れ切り込みが入っている。

 

一方で、行政、金融、保険、通信などの情報のわかりにくさ。

もはや、同じ国の同じ時代のものとは思われない。

 

一方は、どこまでも利用者に近づいてくる。利用者の理解レベルに自らを合わせてくる。理解してもらおうとする。

 

一方は、利用者に努力を求める。もしくは理解されなくてもよいとしているように思われる。

 

この差はどこから生まれるのか。

おもしろい。

 

理解されないと売れないか、理解されなくても売れるか、か。

公衆トイレの個室内表記は視覚障害への配慮はあるか? ~ただでさえわかりにくいが・・・

公衆トイレの流すためのしくみがわかりにくい。

今日入ったトイレのボタンは、個室内に1つしかなくわかりやすい。

フラットだしシンプル。

 

と思った瞬間に、はたと気づいてしまった。

視覚障害のある方は、このフラットな流すボタン手をかざすタイプにどうやって気づくのだろうか、と。特に点字表記もない。

 

これはフラットゆえにわかりにくいのでは、と思ったのだ。

 

そこで初めて気づいた。

たくさんボタンがあるタイプには点字表記もあるが、煩雑でわかりにくくはないのだろうか?

 

「公衆トイレ 視覚障害 洗浄」で調べてみたら、経済産業省が洗浄ボタン配置について考えてくれているらしい。

 


で、中を見てみると、2015年12月15日に規格として発表されたという。

現実はこれに沿ったものにはなっておらず、洗浄方法がわからず困る視覚障害者はいまも存在するだろう。

同じくわからずに困る資格に障害がない人もたくさん存在している。

 

いいかげんに根本的な改善方法を提示すべきだと思う。

案を提示してもよいですか?

「女性蔑視の言葉に傷つく」に違和感→ 世界の見え方がこんなにも違う人が、高い地位についているなら私の生活はよくならないはずだ

話題になっている女性「蔑視」発言。

私は女性だが「蔑視されている」というより、旧時代的な内容でむしろ発言者の認識レベルを疑い、こちらから「蔑視」してしまうのだ。

「今日び、よく恥ずかしくなく、批判を恐れずこんなことがいえるなぁ~」とおもってしまうのだ。

 

 発言者ご本人の見識を疑い「軽蔑」することがあっても、女性である自分自身が「傷つく」ことなどなかったし、むしろマスコミなどで「傷つける言葉」などと書いてあると大いに違和感を覚えるのだ。

 

でも、よく考えてみると・・・

こんなに自分の感性と違う人物が世の中の方針を決定するポジションをしめている。

しかも自分の生活にも関わりがある「政治」業界でも大きなパワーを持っている。

その事実に「傷つく」といえるかもしれない。

この気づきをこそ大事にしたい。

 

見えている世界が違うということは、

・利益分配の正当性の判断も違ってくるだろう。

 たとえば、功績のあった層に手厚く報いる、という場合

 その功績とはなにか。

「自分たちの仲間にとって有利ななにかを成し遂げた」になっているかもしれない。

 われわれ国民にとっての利益、ではないかもしれない。

 とか。

 

・家庭像のイメージも違うかもしれない

 世帯主が十分な報酬を得て、家族はその報酬をもとに一体で生活する。

 とか。そうなってくると、一家の中で、生活給を稼ぐのはひとりでいいとか。

 

・仕事をしている場合、ポジションが高くなることが活躍だ。とか

 女性活躍、にそんな意味合いを含んで、「管理職に●%起用」とかいってますね。

 

政治家など選ばれたはずのリーダーたちが見ている世界像が、自分の希望する世界であり生活であるか、言葉からはしなくも現れてくる世界観に注目していきたい。

 

 

パソコンの設定◆やっていることの意味がわからない・・残る「心もとなさ感」

Windows10のパソコン設定に立ち会った。

三人でやったのだが、文殊の知恵とはならず、なんだかとっても苦労した。

そして、よくわからないまま、なんとか使えるようになったのだが、

印象に残ったのは、次々回答を求められるのだが、その質問自体がことごとくわからなかったということ。

 

あらためて、「Windows10 初期設定」で検索すると、

出るわ出るわ、手順案内、ポイント集、ガイド・・・。

 

みんな困っているんだな。

なぜ、マイクロソフト自身もしくは機器メーカーがが手順案内を機器に同梱しないのか?

 

ン? 初期設定は「個人情報ダダ洩れ?」

個人情報取得のためにわかりにくくしている、のかもしれませんね。

boxil.jp

 

 

手順が、自分の記憶に近い、下記のサイトを参考に、なぜわかりにくいのか?を確認してみたい。

 

jp.ext.hp.com

 

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●地域を選択する
●キーボードレイアウトを選択する
●ネットワークに接続する
Microsoftアカウントでサインインする(任意)
●PINを作成する(任意)
スマホをパソコンとリンクする(任意)
●OneDriveの設定を行う(任意)
●Cortanaの設定を行う(任意)
●アクティビティの履歴利用の有無を選択する(タイムライン機能な ...
●プライバシー設定の選択を行う

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上記のようにステップを紹介するものもあれば、

 

下記の順序の説明をするものもある。

おおよそ同じだが、括り方は違う。

下記の順序で、何に迷って、何が問題になったかを紹介してみる。

 

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1.地域・キーボード
「お住まいの地域」と「キーボードレイアウト」を設定 さすがに「日本」は選べるが、キーボードのタイプは「Microsoft IME」といわれても
どんな配列?と思う人もいるのでは。・・・私か・・・。

2. Wi-Fiの接続
急にWi-Fi一覧が出てきたように記憶している。
なんで?と思ったけど、このサイトによれば「すでに有線接続されていればこの項目はスキップされます。それ以外の環境では、Wi-Fi接続できるネットワーク名(SSID)が表示されます。」という。
接続するSSIDを選択してセキュリティキーを入力、「接続済み」となればインターネット接続完了。
とにかくインターネットに接続させる、ということなのだろうか。

 

3.ログインアカウントの設定
これが難所でしたね。
なににログインするためのアカウントなのか?がわからない。
三人で見ていたのだが、一人はパソコンのアカウントだと思ったという。

「ログインアカウントとしてメールアドレスを」というのを不審に思いながらも、メアドを入れ、パスワードを作り、先に進むと、「メールアドレスかパスワードが違う」的なメッセージが返ってきた。
初めて入力したはずなのに違うとは・・・といぶかるので、
ひょっとしてマイクロソフトアカウントなのでは?といってみると、これまで作ったことはないという。
自宅や職場のパソコンなど別のPCで使ってない?と聞くと、作っているかもしれない、と自信なさそう。そして「メールアドレスをこの端末に入れると、該当のプロバイダメールをこのPCで見たら、他のPCで見れなくなるのでは」と心配を訴える。
メーラーにメアドを設定するのとは違うことを話し、利用中のメールアドレスを使って、アカウントを作る。

(ローカルアカウントでログインする場合は、「オフラインアカウント」を選択し、パスワードを入力すれば完了です。→これでもよかったのだろうか?、と少々後悔)

 

4.PINの作成
PINは、サーバー上にパスワード情報があるMicrosoftアカウントとは異なり、そのパソコン上にしか情報がないので、セキュリティ上の利点があります。また、ローカルアカウントとは異なり、Microsoftアカウントに紐づけされるので、Microsoftアカウントが必要なサービスも受けられます。
というアカウントのパスワードの代用品みたいなものの模様。

PINを作るにあたり、電話番号を聞かれ、固定電話を入力したものだから、ショートメッセージを受けられず、エラー。携帯電話番号を設定してようやく認証終了。

はじめからショートメッセージを送ると言ってくれれば、無用な時間を費やさなかったのに・・・

 

 

5.サービスの設定
スマートフォンとリンクするか、
クラウドサービス「One Drive」を利用するか、
・音声アシスタントサービス「Cortana(コルタナ)」を利用するか
・アプリの利用履歴を記録し表示できるようになる、「アクティビティの履歴を利用してデバイス間でより多くのことを行う」か

・位置情報使うか

等々を設定していく。

 

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スマホとリンクすると何がどうなるのか?

「One Drive」「Cortana(コルタナ)」がどんなものなのか?

わからないのに聞かれるのも苦しいものである。

何を選んでいるのかわからないが、途中でやめるとどうなるのかもまたわからない。

 

途中で作ったパスワードやPINもどんな場面で使うのか。

最後まで行きついたときには、ヨレヨレな気分で、なんだったのかよくわからなくなっている。

スキップできた項目もあれば、同意だか次へだか以外の選択肢がなかった項目もあったような気がする。その差はなんなのだか。

 

最後にデスクトップ画面が現れた時には「終わってうれしい」が、あまり達成感はなかったな。

残ったのは、これで本当にいいのか?という「心もとなさ感」か。

 

 

オリンピックとスカイツリー おもてなしの輝度アップに複雑な思い

スカイツリーが最近夜空にキレイなのである。

色合いが派手やかなのかとおもっていたら、明るさをアップしているのだとか。

 

確かに以前は夜空に溶けるようにぼんやりとしていたてっぺん付近が、最近は王冠でもかぶったかのような華やかさだ。

 

それは、五輪に向けて「羽田に降り立った人が気づくライトアップに増強」「スカイツリーだからできるおもてなし」なのだという。

「復興の象徴となる五輪」に向け、明るく華やかに。(20210226朝日夕刊)

方向はわかる。

 

復興→東日本大震災を思い起こすときに、電力問題はセットで想起される。

ライトアップね。

復興に向けての取り組みは、今のままでいいのか。

複雑な思いを喚起させてくれる。

 

そういった意味でも、意義深い輝度アップである。